2011年9月17日
熊本県高校入試 理科①物理分野の傾向と対策 ~力と圧力~
「力と圧力」
独立した大問で出題されるのではなく、他の分野の問題の中に織り交ぜてあることが多いということがある。
1N=100gであるという事実は、問題文の中で知識として与えられているので、取り立てて覚える必要はあまりないように思われる。圧力の求め方が「面を押す力(N)/力を受ける面積(㎡)」というのも、必要な知識ではあるが、単位を見たら想像することが出来るだろう。
平成19年度の問題で出されたように、「大気圧が1000hPaの時、3Nは、大気が何cm2の床面を押す力と等しいか」について答えるためには、気圧の定義を覚えておく必要がある。大気圧は、普通は約1013hPaで、1000hPaの時には、1㎝2に1000gの圧力がかかっていると考えよう。それが300gになるなら、0.3cm2分の圧力になると考えるのは容易だろう。