2012年12月29日
熊本県 「教えて!トライさん」冬休みの勉強法(小学生)
冬休みの過ごし方シリーズ、今回は小学生の冬休みの勉強法についてお届けします。
小学校の授業は、一つの単元を習うと直後に確認テストがあり、
それが終わると次の単元へ進んでいきます。
学年末に一年のまとめテストが入る場合もありますが、
それ以外はほぼ、これまでの学習を振り返る機会がありません。
従って、小学生における長期休み(夏休み・冬休み・春休み)は、
今まで習った事を振り返る絶好の機会であり、非常に重要な時期になります。
長期休みの重要性は、実は中高生よりも高いといっても過言ではありません。
では、この冬休みに最低限やるべき事を述べていきます。
①苦手分野を認識する
小学生の単元テストは、基本事項の確認がほとんどです。
しかも、習った直後にテストが実施されますので、簡単に80点・90点・100点といった
点数が取れてしまうのです。
「普段点数は悪くない」と油断せずに、苦手意識のある単元をしっかり認識しましょう。
苦手の認識は、学校からの課題を解く中で発見したり、薄い問題集を1冊購入し取り組むのも良いでしょう。
②苦手は即、対処する
苦手分野を発見したら、すぐに復習に取り掛かりましょう。
冬休みだけで終わらない場合は、春休みを利用してももちろんOKです。
学習法は、学校の教材(教科書・ワーク)に戻って理解しなおす事が第一で、
演習に問題集を用意し取り組むと定着しやすくなります。
小学生の「苦手」は、まだ習っている内容もさほど難しくなく、すぐに復習すれば克服できます。
傷が浅い内に対処する事が、中学生以降の成績を左右します。
年末年始を挟む事もあり、生徒さんにとって冬休みは楽しい時期だと思います。
思いっきり楽しんで、勉強も頑張り、短いですが充実した冬休みを過ごして下さい。