2016年11月4日
熊本県 熊本県公立高校入試出題傾向(理科・社会・国語)
こんにちは。家庭教師のトライ 熊本校です。
今回は、熊本県公立高校入試出題傾向(理科・社会・国語)です。
【理科】
大問4問で構成。近年は「化学変化」や「天体」の出題頻度が高いので要注意ですが、
逆にほとんど出題されていない「地震」や「細胞のつくり」なども出題の可能性があります。
難易度は高くないですが各分野全ての問題がバランスよく出題。
記号問題は完全解答とする問題が多いので正確な知識が必要です。
また配点が高い記述問題が7~8題ほど出題されますので、
問題文から要点を掴みそれをまとめる国語力も必要となります。
【社会】
地理・歴史・公民分野からそれぞれ大問2つずつ計6問で構成。
大半が記号問題ですが、28年度は記述問題も例年の5~6題から8題に増加。
全体でも約42~45問という問題数で5科目の中で最も多いです。
半分は暗記で対応できる知識問題ですが、年表や地形図、統計図などの資料から
情報を読み取って答えを導き出す問題も20点分近く占めますので、
普段から資料集や地図帳を読み込んでおくようにしましょう。
【国語】
知識問題・表現・論説文・小説・古文・作文の大問6問で構成。
記述問題が全体の約4割と非常に多いことが最大の特徴と言えます。
出題傾向に大きな変化はありません。古文は、仮名遣いや重要古語など
教科書レベルをしっかりおさえておけば、十分に得点できます。
漢字や語句、品詞の活用などの問題も決して高い難易度ではありません。
教科書レベルのマスターと早い時期からの記述・作文の練習が合否を分けます。