2021年8月28日
熊本県 高等学校の学習指導要領
こんにちは!
家庭教師のトライ 熊本校です。
今日は、
2022年度から改訂される高等学校の学習指導要領の改訂ポイント
について紹介します。
【教科】
①各学科に共通する各教科等
•国語
•地理歴史
•公民
•数学
•理科
•保健体育
•芸術
•外国語
•家庭
•情報
•理数
•総合的な探究の時間
•特別活動
②主として専門学科において開設される各教科
•農業
•工業
•商業
•水産
•家庭
•看護
•情報
•福祉
•理数
•体育
•音楽
•美術
•英語
【ポイント】
〇言語能力の育成
言語能力はすべての学習の基盤となる力です。国語だけでなく他の教科等でも、レポートの作成や議論などの言語活動を行い、教育課程全体を通じて言葉の力を育みます。
〇プログラミング教育
高等学校では必履修科目「情報Ⅰ」を新設し、全ての生徒がプログラミングのほか、ネットワークやデータベースの基礎などについて学習します。
〇理数教育の充実
観察・実験などによる科学的に探究する学習活動や、データを分析して課題を解決するための統計教育を充実します。
〇伝統や文化に関する教育
我が国や郷土が育んできた日本の伝統や文化を学びます。
〇主権者教育
選挙権年齢が18歳に引き下げられ、2022年度からは成年年齢が18歳に引き下げられます。高等学校では、公民科に全ての高校生が学習する必履修科目「公共」を新設します。一人ひとりが主権者意識を持ち、社会の中で自立し、他者と連携・協働して社会に参画していく力を育みます。
〇消費者教育
2022年度から成年年齢が18歳に引き下げられ、18歳から一人で有効な契約ができるようになる一方、保護者の同意を得ずに締結した契約を取り消すことができる年齢が18歳未満までとなることから、自立した消費者を育むため、契約の重要性や消費者の権利と責任などについて学習します。
このほかにも、「体験活動」「起業に関する教育」「金融教育」「防災・安全教育」「国土に関する教育」などの充実が図られます。