2011年5月16日
全国学力・学習状況調査について 三重県
全国学力・学習状況調査は4年前から全国の小学6年生、中学3年生を対象に行われている学力調査で、実際に受けた人もいるかと思います。算数・数学、国語の学力を調査するテストで、都道府県別に平均点が出されます。
今年は震災の影響を鑑み、実施予定であった4月のテストを7月までは行わないと、文科省が公式に発表しています。
三重県のこれまでの結果を見てみると、ある傾向がわかります。
小学生は国語の知識をもとに作文を作ったり活用したりする力が全国平均に比べて極めて低いということが分かります。また、算数においても計算力、図やグラフから読み取る力、そして文章から解答を導き出す力が全国平均に達していません。
ところが中学生になるとその差が縮まり、数学・国語ともにほぼ全国と同レベルまで追い付きます。
このことから、三重県の小学生の内は学力が全国に比べて低く、中学生になると学力が全国レベルに近づいていくと言えます。つまり、中学生になったときに小学生時代の不足分を頑張って取り戻していると考えられます。とはいえ、全国平均を超えていないということは小学生の内から十分な対策を取っていれば三重県の中学生のレベルを上げることができるということです。
そこで家庭教師のトライでは、小学生の方を対象に、中学生になった時にスムーズに授業についていけるように対策を行っています。現在小学生のお子様がいらっしゃる方は、今勉強している内容が中学校に入った時にどのようにつながっていくか、一度確認しておくことをお勧めします。小学校と中学校の学習内容がどのようにつながっているのかは、トライのプランナーまでご相談ください。