教育プランナーブログ

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  化学の領域:1.身の回りの物質、2.化学変化と原子・分子、3.エネルギー資源

  

   昨年までは、理科第1分野化学の出題は化学変化と原子・分子の出題が主流であった。H24年度は東日本大震災による放射性物質による汚染が地球的な問題になっているため、核分裂やクリーンエネルギーなどが出題される可能性もある。

  

 

<平成18年度> 

ⅰ.化学変化と原子・分子の問題

酸化銅と炭素の酸化・還元反応の基本問題(出題頻度:高)。

①~⑤の5題。配点7点。

酸化と還元の意味と違いを正確に把握し、この時の化学反応式も書く。銅(金属)酸化銅の違いなど。

 

ⅱ.身の回りの物質の問題

5題が出題。配点7点。

物質の状態変化(固体 液体 気体)の問題でロウ(固体)と氷(固体)で液体に変化した時の体積の変化。

②ガスバーナーの調節ネジの使い方

③蒸留する時の沸騰石のはたらき

④⑤エタノールと水の混合物を蒸留した時の温度変化のグラフと先に沸騰して出てくる低沸点の液体。

 

 

<平成19年度> 

化学変化と原子・分子の問題

ⅰ.水の電気分解の基本問題

①~③の5点。

ⅱ.金属の酸化還元反応

①~⑤の5題。配点8点。H18年出題と類似問題。

  

<平成20年度> 

化学変化と原子・分子と身のまわりの物質

ⅰ.水溶液の性質

酸性アルカリ性、中性の区別、指示薬、中和反応

①~③の3題。配点4点。

この問題の指示薬はBTBだったが、他の指示薬を使った場合の色の変化も覚えること。

 

ⅱ.分解反応

炭酸水素ナトリウムを加熱した時(分解反応)の生成物と化学式・実験装置の特徴・を問う問題(出題頻度:高

分解反応の他の例など。

①~⑤の5題。配点8点。

 

<平成21年度> 

身のまわりの物質の問題

気体の性質と捕集法の問題。

①~⑥の6題。配点9点。基本的な問題。

  

<平成22年度> 

化学変化と原子・分子

ⅰ.酸化と還元

H18年、19年度と類似している。

①~④の4題。配点5点。

酸化銅の炭素による還元の反応式、 磁石につく金属とつかない金属

  

ⅱ.質量保存の法則の応用問題

①~⑤の5題。配点8点。

炭酸水素ナトリウムの加熱分解の反応式質量保存の法則の意味とその法則に関する計算問題。

H20年度と類似問題

  

 <平成23年度> 

身の回りの物質

酸とアルカリの中和反応

問①~⑦の7題。配点8点。

中和反応式とその時に生成する塩の結晶、BTBを指示薬とした時の液の色の変化など、いずれも基礎的な問題。

 

化学変化と原子・分子の問題

  

  

学習のポイント・アドバイス

  化学は領域が広い分野である。化学式と化学反応はもちろんしっかり理解すること。また、実験に関する出題が多いため、実験装置・器具名、実験の目的・結果などもしっかり理解し、覚えることが重要。覚える内容が多いため、教科書・参考書などを参考にして自分の言葉で、自分独自のノート作成を推奨する。

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