教育プランナーブログ

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三重県公立高校入試の傾向と対策、今回は理科の地学についてです。

 

出題範囲として、岩石と地層、地震、天気の変化、地球と宇宙の領域があります。

これまでは、これらの領域から交互に出題されてきましたが出題頻度は少ないです。

 

今春の東日本の大地震もあり、来年度(平成24年度)は地震に関する出題が予想されます

ちなみに昨年は岩石と地層でした。地震は平成18年度に出題されています。

 

≪出題頻度・傾向・配点≫

◎平成18年度

地震の問題:地震の基礎問題。問①~③の3題。

図示された地震計の記録から、S波、P波、初期微動継続時間と伝わる速さを問う問題。

確実に点がとれる問題です。

 

◎平成19年度

岩石と地層の問題:問①~⑤の5題。配点8点。

①風化の意味

②地層の柱状図が図示され、凝灰岩の層から当時火山活動があったことを知る

③示相化石から当時の環境を知る

④柱状図は凝灰岩に注目し、地層は下層ほど古いことから堆積順を考える

⑤堆積岩に関する問題で、粒の大きさによる海への流出の速さを問う問題

 

◎平成20年度

出題なし

 

◎平成21年度

地震の問題:地震のゆれと性質。問①~⑤の5題。配点8点。

平成18年度の問題より、多少内容が広いが来年度も出題の可能性が予測されます。

①P波 初期微動、S波 主要動 ②マグニチュードの意味

③④震源からの距離と到着時刻のグラフから地震の発生時刻を求める問題

 震源からの距離と初期微動継続は比例することから到着時間を求める問題

⑤日本列島付近の地震が起こるしくみとプレートの関係

 

◎平成22年度

出題なし

 

◎平成23年度

岩石と地層:問①~③の3問。配点4点。

4つの化石のスケッチが図示されており、年代順とその時代の環境を問う問題。

 

◆学習のポイントとアドバイス

内容は教科書レベルの問題がほとんどですが、思考力が問われます。

地学は出題されない年もありますが、来年度は地震の問題が出題されると推察されます。

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