2012年5月31日
三重県 初めての定期テストを振り返ろう
三重県の多くの中学校では、5月中旬頃から中間テストが始まりました。
実施が早かった中学校では、既にテストの結果が返ってきているところもあります。
◎定期テストを見直3つのすポイント◎
中学1年生のみなさんにとっては初めての定期テストでした。
テスト勉強は計画通りに進みましたか?
また、思っていたような結果が出ましたか?
結果が良かったとしても、悪かったとしても大切なのはこの後です。
見直しをしないで、ほっておけばまた今回と同じミスを繰り返します。
返ってきたテストを見直して、今後は同じようなミスをしないように注意しましょう。
①平均点と比べてどれだけの差があるか?
例えば、今回の自分のテストが90点だったとしても、学年の平均点が95点だったとしたら問題です。
自分の点数と、全体の平均点とを比べて、何点差があるか必ず毎回チェックしましょう。
②できたところ、できなかったところはどこか?
点数だけ見て、一喜一憂している人をよく見かけます。点数はあくまで点数です。
悪かったテストは何が悪かったのか?自分自身ではあまり考えたくないものです。
しかし、悪かったときこそ何ができなかったのかの分析が要です。また、反対に
テストでできていたところでも、「たまたま合っていた」ということもあります。
本当にその問題を自分が理解して解けたのかどうかまで見ている人は少ないようです。
テストを見直すことで、記憶の塗り直しができます。
正解したか不正解だったかではなく、自分の理解しているところとそうでないところを分けておきましょう。
③新しい担当の先生の出題傾向を知る
これは、自分ではなかなかできないことだと思います。できている人はかなり勉強のやり方が
上手い人と言えます。特に、学年が変わって新しい教科担任になった人は重要になります。
意外と気付かないことですが、よく見ていくと先生によって出題の仕方が違います。
例えば、教科書に載っていない難しい問題を入れる先生や、基礎的な問題をたくさん出す先生、
学校のワークからほぼ同じ問題を出す先生や、自分の作ったプリントから出題する先生もいます。
先生によって出題傾向が違うので、勉強のやり方も工夫ができるでしょう。
今回のテストを今までと違った視点でとらえてみてください。
「今年こそ自分は変わるんだ!」という強い意志を持っている人はぜひ試してみてください。
次回のテストに必ず役に立つと思います。
次回のテストは、早い人で6月下旬、遅い人で夏休み明けの9月に実施される学校が多いようです。
さあ、今日から気持ちを切り替えて、スタートしましょう!