教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



そろそろ定期テストが返ってきたかと思いますが結果の方いかがでしたか?
受験生の方は志望校を決め、その対策を始めなければならない時期になりました。
 
今回は鈴鹿工業高等専門学校の対策を紹介します。
家庭教師のトライでは、毎年の試験内容をもとに対策を考えています。
 
■学校情報
鈴鹿工業高等専門学校は以下5つの科に分かれています。
●電子情報工学科
・偏差値 68
・内申点 42
・定員  40
電子技術、情報技術等の融合技術を学び、
ソフトウェア、ハードウェアのわかる技術者を育成する学科です。
  
●電気電子工学科
・偏差値 64
・内申点 41
・定員  40
電気電子製品の設計・生産をはじめ、電気電子技術者の育成をしていく学科です。
  
●生物応用化学科
・偏差値 64
・内申点 37
・定員  40
ファインケミカルズ、合成繊維、医療などに関する知識や技術を学ぶだけでなく、
最新の科学理論や環境保全技術について学ぶことができる学科です。
  
●機械工学科
・偏差値 64
・内申点 41
・定員  40
機械工学の基礎理論と応用に重点を置きながら、
様々な工学の基礎について学ぶことができる学科です。
    
●材料工学科
・偏差値 64
・内申点 39
・定員  40
様々な材料に関することを学ぶだけでなく、最新の先端技術や
材料のリサイクルについても学ぶことができる学科です。
 
鈴鹿高専では、就職希望者全員の就職が実現しており、
進学者のほとんども国立大の三年次編入ができているためか、
年々倍率が上がっている傾向が見られます
   
■傾向と対策
では鈴鹿工業高等専門学校へ入学するためにはどんな勉強をすればよいのでしょうか?
次に傾向と対策を教科別に紹介していきます。
 
【国語】
大問1、2 漢字の読み&書き(16点)
大問3 評論(28点)
大問4 評論(28点)
大問5 小説(28点)
 
大問1&2以外は全てマーク式の問題形式となっています。
文章量は評論は約1500~2000字、小説は約2500字となっています。
大問4の評論は科学や工学的な内容が出題されるのが特徴です。
日ごろから新聞などを読み、科学的な話題に触れておくとよいでしょう
 
【社会】
大問1、2、3 地理(36点)
大問4、5、6 歴史(36点)
大問7、8  公民(28点)
  
グラフや表から読み取り、分析する問題が多いのが高専の入試問題の特徴です。
地理では、表やグラフの数値から適切な選択肢を選ぶ、
非常に数学的な要素が強い問題が出題されています。
歴史では、中国史は必ず出題されているので、
日本の各時代の中国との関係はまとめておきましょう。
公民では、政治分野も経済分野も幅広く問題が出題されているので、
全体的に基礎をおさえておく必要があります。
とにかくグラフと表が圧倒的に多いので、専門の入試対策が有効と言えるでしょう。
  
【数学】
大問1 小問集合(45点)
大問2 規則性(10点)
大問3、4、5 平面図形、方程式の利用、関数、証明(各15点)
 
その中でも大問1は小問が9問あり、
式が与えられた計算問題と図形、他に確率も出題されます。
基礎問題ですので、ここで確実に得点する必要があります。
大問2は規則性の応用レベル問題がほとんどで、
表面上で理解しているだけでは解くことができません。
特に問題文が長いのでしっかりと読み、必要な情報を整理しなければなりません
大問3以降は、年によって出題単元は様々ですが応用レベルの問題です。
  
【理科】
大問1、2 生物分野(24点)
大問3、4 地学分野(24点)
大問5、6 化学分野(24点)
大問7、8 物理分野(28点)
  
各分野で大問2題ずつ出題されています。
生物分野、地学分野では計算問題は少なく、単純な語句の問題や、
実験の結果からわかることについて答えさせる問題が多いです
化学分野は、表・グラフの数値を読み取り計算する問題が多く、
主に水溶液の濃度や質量に関する計算が多いため、
日頃からそのような問題に慣れておくことが大切です。
物理分野は、全体的に難問がそろっています。
その中でも電気についての問題が毎年必ず出題されており、
化学と同じく表・グラフから数値を読み取り、計算する問題が多くなっています
  
【英語】
大問1、2 対話文、適語補充問題(22~24点)
大問3 文法・語彙、適語補充問題(10~12点)
大問4 並び替え問題(12点)
大問5 会話文(20点)
大問6、7 長文読解、内容把握問題(32~36点)
  
毎年大問の配点が変わりますがおおよそ上記の通りです。
対話文形式で出題されるものが多いです。
頻出の言い回し・慣用表現は押さえておきましょう
特に大問5は配点が毎年大きく、頻出表現を押さえるだけでなく
会話の内容をしっかり理解する必要があります。
大問6、7の長文問題は広告や表から読み取る問題や、
時間、距離、温度等の計算が必要な問題が出されます。
英検やTOEICとよく似た出題形式ですので、
英検であれば3級の問題集を解くことも対策になります。
今のところリスニングはありませんので高専の場合は対策は不要です
  
全体的にハイレベルな問題がそろっている鈴鹿工業高等専門学校
今年度の試験日は平成25年2月25日です。
家庭教師のトライでは、生徒さん1人1人にあった学習計画をたてることができます
鈴鹿高専受験の対策の相談は、家庭教師のトライ三重校までご連絡下さい。

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