教育プランナーブログ

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もう今年も残る所わずかになりました。

一般入試がいよいよ始まります。

受験生の方もそうでない方も気を緩めることができない時期です。

 

今回は、一般的な高校とは違うカリキュラムになっている

鈴鹿工業高等専門学校進級対策についてお話していきます。

 

鈴鹿高専では(中学生の方々はピンとこないかもしれませんが)、

大学の授業と同じように、授業科目の評定が60点以上でないと単位が修得できません。

つまり、59点以下では、補習授業や再試を受けなければならなくなってしまうということです。

また、テスト以外にも小テストや提出物も重視され各教科によって評価の方法が異なるため

シラバスに目を通しておくことが必須となります。

 

では1年時の一般科目のうち必修科目を例に挙げ、その評価方法を紹介します。

 

 

■国語ⅠA

現代文の授業です。単位の認定条件は、前期中間・期末・後期中間・学年末のテストの平均点を60%、

小テストの成績を20%、漢字検定及びレポートの成績を20%換算し、その合計が60点以上になることです。

 

■国語ⅡB

古文・漢文の授業です。成績は、前期中間・期末・後期中間・学年末のテストの平均点を60%、

課題(レポート・ノート提出)20%、授業への取り組みを20%換算し、その合計が60点以上となることが

単位の認定条件です。提出物と授業態度で計40%となっているので、テストで点をとることはもちろんですが、

日頃の授業態度や、提出物を必ず期限までに出すことを意識しましょう。

 

■世界史Ⅰ

前期中間・期末・後期中間・学年末の4回のテストの平均点が60点以上になることが単位認定の条件です。

テストのみで評定がつけられます。また、前期中間・期末・後期中間でテストの点が60点に満たない者は

再試を受けることができるといった救済措置があります。しかし、学年末テストでは再試がないので注意が必要です。

 

■地理Ⅰ

前期中間・期末・後期中間・学年末の4回のテストと授業態度で総合的に判断され、この教科も60点以上が

単位認定条件となります。60点を満たしていない成績不振者には再試や課題が実施されます。

 

■基礎数学A

前期中間・期末・後期中間・学年末のテストの平均点を80%、小テスト、授業態度を20%換算し、

その合計が60点以上になることが単位認定条件です。

世界史Ⅰと同じく、学年末テスト以外で60点に満たない者は再試を受けることができる救済措置があります。

 

■基礎数学B

前期中間・期末・後期中間・学年末のテストの平均点を70%、小テスト、授業態度を30%換算し、

その合計が60点以上になることが単位認定条件です。基礎数学Bも学年末テスト以外で60点に満たない者は

再試を受けることができます。基礎数学A、Bは他教科と違い、テストの占める割合が高いので注意しましょう。

 

■物理

前期中間・期末・後期中間・学年末の4回のテストと、毎回の宿題(1回1点)、夏休みの課題(30点満点)の

合計を4で割った数が60点以上になることが単位認定条件です。物理も再試が行われますが、学年末テストのみ

再試が実施されません。毎回の宿題と課題の評定の比重が高いので宿題の提出は単位認定のためには必須です。

 

■化学

前期中間・期末・後期中間、学年末の4回のテストの平均点、授業態度、問題集の学習状況の合計が

60点以上になることが単位の認定条件です。化学も学年末テストでの再試は行われません。

 

■英語ⅠA

前期中間・期末・後期中間・学年末のテストの平均を60%、小テスト、授業態度を40%換算し、

その合計が60点以上になることが単位認定条件です。

前期授業は外国人教師、後期は日本人教師によって行われます。

英語も学年末テスト以外は59点以下の者への救済措置として再試が行われます。

 

■英語ⅡB

前期中間・期末・後期中間・学年末のテストの平均を70%、小テストの成績を20%、提出物を10%換算し

その合計が60点以上になることが単位認定条件です。英語ⅠAよりテストの占める割合が高いので、

定期テストがかなり重要となってきます。

英語も学年末テスト以外は59点以下の者への救済措置として再試が行われます。

 

 

どの教科も定期テストが60点に満たないと追試になってしまうため、

早めのテスト対策と提出物や小テストの勉強がとても重要になってきます。

 

家庭教師のトライでは、鈴鹿高専在学生のために進級対策、テスト対策のプランニングをすることができます。

当社のプランナーが、生徒さんの現状と成績を確認した上で、一人ひとりにあった学習計画を立てます。

鈴鹿高専の進級対策、テスト対策に興味がある方はお気軽にトライ三重校までご連絡ください。

 

また、鈴鹿高専を目指して頑張っている受験生さんのための

「逆転合格コース」もありますので、お気軽にご連絡ください。

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