2013年6月28日
三重県 小学生英語学習のやり方
こんにちは! 家庭教師のトライ三重校です!
今回は、小学生・中学1年生のお子さまを持つ、お父さま・お母さまを対象に、
今ではすっかり当たり前になった「小学校における外国語活動(英語学習)」についてお送りします。
▼小学校外国語活動の目的 指導要領の文言をまとめると、以下の4つが目的として考えられます。
1.体験的に理解を深めること
2.積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成
3.英語に慣れ親しむこと
4.コミュニケーションの素地を養うこと
▼小学校外国語活動の授業方法
小学校の外国語活動は生徒が楽しく学習ができるよう、
ゲームやアクティビティーを積極的に取り入れています。
例えば、
・単語学習
鉛筆や消しゴムなどの絵を見ながら単語当てゲームなどを行う。
登場する単語は身の回りのものが多い。
・chants(チャンツ)
chantsとは、リズムに乗せて、英文を歌のように読んでいく活動です。
単純なリズムのものや、同じ文章を何度も繰り返すものが多く、
日本にない発音や、フォニックス(語間の発音)にも慣れさせていく学習法。
などが挙げられます。
ここで興味を失ってしまう子はほとんどいません。
みんなが楽しく取り組んでいる環境なので、優劣の差も生まれないのです。
▼小学校外国語活動の落とし穴(中学校英語学習への移行)
述べてきた通り、小学校での外国語活動は、子供にとって非常にハードルが低く、
楽しく慣れ親しんでもらうことができる内容になっています。
しかし現状では、中学校への連携がうまくいっておらず、
中学英語になって英語が嫌いになってしまう生徒が増えています。
理由は、
●・慣れ親しむ(興味を持たせる)ことが目的だった小学校外国語活動
↓
●単語知識を基礎とする英文法・構文の習得を通し、
コミュニケーションツールとすることを目的とする中学校英語教育
このように移行するからです。
今までは意味が理解できなくとも、
リズムや体を使ったゲーム・アクティビティーで体を動かしながら楽しくできていた授業が、
座学で、意味が理解できないとついていけない・楽しくない授業に変わってしまうからです。
そうなってしまうと、
小学校英語教育で抱いていた英語への興味関心はすっかりなくなってしまいます。
興味関心は学習において、もっとも重要な要素です。
これが失われてしまうと、たとえ成績が悪くとも、
「変えよう・勉強しよう」という気持ちが持てなくなってしまいます。
これが、中学校の英語において、優劣が生まれる原因となります。
●わからないことを解消し、興味関心を持続できた人は、優秀な成績をとる
●わからないことを解消できず、興味関心を失った人は、テストで結果が出せない
そして
●優秀な成績の生徒は、ますます英語が楽しくなる良いサイクルが起きる
●テストで良い結果が出ないと、苦手科目としてますます興味関心を失う負のサイクルが起きる
これが理由で、中学・高校で、英語ができる人・できない人としてどんどん差ができていきます。
対策:小学校から始める英語のマンツーマン指導
○小学生のお子さまを持つ方は、
英語に対して興味が強いこの時期に!授業と並行して、
マンツーマン指導で中学初頭段階の文法を行っておくことで、
中学校に入ってからも躓くことなく興味関心を持続させることを目指しましょう!
○中学生のお子さまを持つ方は、
興味関心を完全に失う前に、「わからない・楽しくない」が出てきてしまう前に、
対策を取り、お子さんがつまづかないように促していきましょう!
○興味を失ってしまったお子さまの場合も、
マンツーマン指導で、一人ひとり異なるつまづきを解消してあげることで、
再び、英語を楽しいと思える日が来ます。これを目指しましょう!
トライのマンツーマン指導なら、
お子さまの興味関心を持続させることで、良いサイクルを作り出します。
またより強い興味関心を持つ生徒に対しては、英会話のマンツーマンレッスンを行うことができます。
ご要望・ご相談は、トライ三重校までお寄せください!