2012年10月19日
【沖縄県】内部進学対策のポイント
私立の中学校に通っている方は、そのまま高校にあがれますが、その前に試験があります。
高校入試と同時に行われる学校もありますし、別の日程で行われる学校もあります。
基本的には、全員高校へ行かせたいという学校の希望もありますが、
成績がある程度のレベルでないと、今度は高校の勉強にも支障がでるかもしれません。
中学の内容の見直しという意味あいでもしっかりと行いましょう。
さて、内部進学の試験の際のポイントです。
①高校のクラス分けテストの意味あいがある
高校では、進路別・レベル別等のクラス分けになります。
テストの成績如何で希望のクラスに入れないこともあります。
②外部生が高校から入ってくる
県立高校の受験で、那覇国際高校や開邦高校、那覇高校、首里高校等を受験して、
不合格だった人が入学してくる可能性があります。
また、上記の高校受験で、滑り止めとして受験する人もいます。
比較的学力レベルの高い層が入って来ます。
今の成績が良くても、安心せず、このことを意識しておきましょう。
③範囲が微妙にずれる
教科の中には、すでに高校生の学習内容に入っているものもあると思います。
ただ、高校入試と同じ時期・同じ問題で行いますので、試験の内容は中学校の範囲です。
以前の復習をしていなかったため、「忘れていた」とか「解けなかった」というケースが
過去ありました。対策はきちんと行いましょう。
③高校のコース選択は慎重に!
中学の成績があまり芳しくないため、高校からコースを落とす人も中にはいます。
「フロンティアコース」から高校は「特進コース」に変更する、という場合もあります。
高校の授業についていけるかどうかが心配、という方もいますが、
その後の大学進学のことなども視野にいれて判断してください。
コースを下げても結局成績は低迷したまま、という方もいます。
コース選択の際は十分注意しましょう。