教育プランナーブログ

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2022年9月

こんにちは!

沖縄県のブログ担当です。




☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

「アリとキリギリス」から学ぶこと


今回は、三つ目のパターンについてお話していきたいと思います!


計画的無計画


③ 短い時間を懸命に生きたパターン

自分の人生をあらかじめ考えて、短い人生を思いっきり楽しんだ、と考えるパターンですね。
このパターンで得られる教訓は「幸せの尺度は人によって違う」ということです。

この視点で見てみると、長生きだったとしてもずっと生きるためだけに働き続けたアリの方が不幸だった、と捉えることもできますし、アリの幸せが「長生きをすること」なのだとしたら、ずっと働きづめだったとしても、長生きできた方が幸せだったのかもしれません。

つまりは、「なにを幸せだと考えるか」が違うアリとキリギリスだから、互いにわかりあうことが難しい。二人で「ああだ、こうだ」と話し合ってみるのも悪くはないけど、考え方は人それぞれだからお互いに干渉はせずに、キリギリスはアリに自分自身を食べてもらうことで自分にとっての幸せを貫き通す。

このパターンこそ、どちらにとってもハッピーエンドに感じるのは私だけでしょうか。

こちらも、アリの視点で見てみるために、少し脱線して「アリの性質」についての話をしたいと思います。

『働きアリの法則』というものを知っていますか?


働きアリの法則とは、集団を「よく働く・普通・働かない」に分けたとき、働きアリが全体の2割、普通のアリが6割、働かないアリが2割になるという性質のことです。
ここで、働かないアリを排除してみると、今度は「普通のアリ」と「よく働くアリ」の中から、「働かないアリ」が同じように2割、現れます。
どんなに、「働かないアリ」を排除し続けても、「よく働くアリ・普通のアリ・働かないアリ」は、2:6:2の割合で絶対に現れる
というものです。

これを踏まえて、アリの視点でこの結末を見てみると……


アリはそもそも「働かない」という生き方があることをちゃんと知っていて、
それでも、自分は「働く」という選択肢を好きで選んでいたと考えることもできますね。

だから、キリギリスの働かないという選択肢も自然と受け入れることができたし、キリギリスがそうしてくれというのなら、キリギリスを食べて生き延びることもいとわなかった。

結果、二人ともウィンウィンだった、と考えられるでしょう。

いかがでしたでしょうか。

今回は、『アリとキリギリス』という童話について深く考察してみました。

ここまで、一つのことに対して深堀りして考えるようなケースはまれだとは思いますが、どんなことでもこんなにもいろいろな考え方ができるんだ、と学ぶきかっけになってくれたらうれしいです。



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こんにちは!

沖縄県のブログ担当です。




☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

「アリとキリギリス」から学ぶこと


今日は、前回・前々回に引き続き、童話『アリとキリギリス』について深く考察していきたいと思います!



皮肉か、優しさか—


② アリがキリギリスを見放すパターン

これは、世間的にはよくバッドエンドだと捉えられるパターンだと思います。

「アリ=悪人説」で考えてみると、

自分が働いている間に遊んでいたキリギリスが、冬になって食料に困って死んでしまっているのをみたら、

「ほーら、言ったこっちゃない。」と思うことでしょう。

キリギリスは死んでしまっているし、だからといってそれによってアリが幸せになっているわけでもない
救いのないお話のように思えます。

ここから得られる教訓は「目の前の楽しさに溺れ、先のことを考えないと、後で苦しむことになるぞ」といったところでしょうか。

キリギリスが死んでしまう、という悲劇的なラストを迎えることで

この教訓がかえって強烈に伝わってくると思います。


それでは今度は
「アリ=善人説」で考えてみましょう。

アリは冬になって食べ物に困ったキリギリスを“あえて”冷たく突き放します。
アリに突き放されたキリギリスの選択肢として


1.あきらめてその場で死ぬ

2.食べ物にありつけるまで探し続ける

3.アリを襲って食べてしまう

今、少し考えてみただけでざっとこれだけの選択肢が思い浮かびます。

“あえて”突き放したアリからすると『2』の選択を取ってほしかったのでしょう。
今からでもいいから、少しでも頑張る姿勢を見せてくれて、それでもだめだったら、その時は助けてあげよう、と。
また、アリは南に進めば1年中暖かい場所があることを知っていたのかもしれません。
そこにいった方が、キリギリスが楽に暮らせると思って“あえて”ここで救いの手を差し伸べなかった、と考えることもできると思います。

だけど、キリギリスは暖かい場所(食べ物がある場所)を探そうともせず、アリの家の前で死んでしまいました。
そんな、選択を取ってしまうキリギリスだから、今助けてあげたとしても「どうせまた同じことを繰り返す」とアリは考えていたのかもしれません。

生きていくうえで知識を持っていることは、最大の武器になります。

だからこそ、アリはこのキリギリスを犠牲にすることで、他のキリギリスやアリの仲間たちに

「夏に食べ物をためておかないと冬になったら死んでしまう」

ことを伝えたかったのかもしれません。

他のキリギリスが同じ過ちを繰り返し、絶滅してしまわないように。

キリギリスから見たときに、目の前にいるアリを食べてしまって飢えをしのぐという選択を取らなかったのは、最後の贖罪だったのかもしれませんし、いろいろな考え方ができます。


自分の人生を豊かにするためには、選択肢を多く持っておく必要があります。

そのためにも、いろいろな考え方を学び、決められた道以外も模索できるようになっておくといいでしょう。

キリギリスが一年中暖かい場所があることを知っていたら、アリの家の前で死ぬという選択肢は取らず、暖かい場所まで移動して幸せに暮らせていたかもしれません。

面接や小論文のためだけではなく、より豊かな人生を歩むためにも
いろいろなことを学びながら生きていきましょう!


いかがでしたでしょうか。

現在トライでは、様々なことを学べる授業を展開しています。

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こんにちは!

沖縄県のブログ担当です。



☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

『アリとキリギリス』の解釈


今回は、前回のブログでおさらいしたあらすじと結末を元に物語の解釈をしていきたいと思います。



様々な解釈


① アリが助けてあげるパターン

このパターンは、

「困っている人は助けてあげるべき」というのが教訓だと思います。

アリがキリギリスを助けてあげたことで、キリギリスは翌年懸命に働くようになります。
アリの優しさがキリギリスを変えたのです。

アリも、助かったキリギリスのバイオリンを聞いて優しい気持ちになるし、
キリギリスは飢えをしのげたし、ハッピーエンドに見えますね。

しかし、どうでしょうか。
今度は、アリの視点に立って物語を見てみましょう。

アリは、生きるために必死に働いています。

そんな時にいつも遊んでいるキリギリスに出会います。

アリは気楽に遊んでいるキリギリス見て、嫌な気持ちになったと思います。

だけど、アリは優しさでキリギリスに“冬になったら食べ物が手に入らなくなること”を教えてあげます。
それに対して、キリギリスはアリをからかう。
こんなことをされたらもう、アリ的にはキリギリスなんて大っ嫌いですよね。
だけど、冬になって困ったことになった途端、大っ嫌いなキリギリスに頼られて、アリは優しいから断れない。

アリの視点で見るとバッドエンドだと捉えることもできる。

アリはこれからも他の昆虫に「優しいから」と利用されてしまうかもしれません。

そのたびに、アリは自分を削って助けてあげないといけない。

冬に食べ物を分けることと、バイオリンを演奏してもらうこと。
これらは果たして本当に等価交換といえるのでしょうか。

こういう視点で見てみると、“優しさ”についていろいろ考えることができると思います。

そして、“優しさ”とは何なのか を考えるきかっけにもなりますね。

このような、答えが明白ではない問いについて考える習慣が、相手の立場に立って考えられるようになる第一歩だったりします。

二個前のブログでもお話ししたように、面接は相手の立場に立って考えることが必要不可欠。
だからこそ、こういった一つの童話などを使っていろんな視点から物事を見れるよう訓練していきましょう。

次回は、②の結末について詳しく見ていきましょう!



いかがでしたでしょうか。

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こんにちは!

沖縄県のブログ担当です。




☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

「アリとキリギリス」から学ぶこと


日本でも有名な童話、『アリとキリギリス』を知っていますか?

今回は、そんな有名な童話を様々な視点から読み解いていきたいと思います!



結末が分かれるこの童話


まず、なぜこの童話を取り上げようと思ったか。

それは、結末にいくつかパターンがあり、結末によって物語の解釈が全く変わってくるからです。
前半部分では全く同じだけど、結末だけで話の見方が180度変わってくる。
そんなお話だからこそ、多面的な視点を養うにはぴったりなのです。

まずは、あらすじとこのお話の3つの結末をお話しします。

~あらすじ~

ある夏の日、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って過ごしていました。その一方で、アリは来たる冬のために食料を一生懸命家に運んでいます。

キリギリスは「食料をわざわざ運ばなくても、たくさんあるじゃないか」と話しかけると、アリは「今はたくさんあるけど、冬になると食べ物はなくなってしまうよ」と答えました。しかしキリギリスは「まだ夏は始まったばかり。楽しく歌って過ごせばいいのに」とアリをからかい、再びバイオリンを弾き始めました。

やがて秋になっても、キリギリスは遊んで暮らしています。

そして、冬がやってきました。キリギリスは食料を探すものの、周りには何もありません。お腹がすいて困り果てたキリギリスは、アリが食料を集めていたことを思い出し、分けてもらおうとアリの家を訪ねました。


~結末~

キリギリスは、夏の間に働いていたアリをからかってしまったことを思い出し、食料を分けてもらえないのではと思っていましたが、アリは「どうぞ食べてください。その代わり、キリギリスさんのバイオリンを聞かせてください」と言ってくれたのです。

キリギリスは涙を流して喜び、張り切ってバイオリンを弾きました。

そして次の年の夏からは、真面目に働くようになったそうです。

キリギリスが「食料を分けてほしい」とアリの家を訪ねると、アリは「夏は歌って過ごしていたのだから、冬は踊って過ごせばいいでしょう?」と言い放ち、扉を閉めて追い返してしまいました。そしてキリギリスは、そのままアリの家の前で凍え死んでしまうのです。


冬が来て食料がなくなり困っているキリギリスに、アリは「夏も歌って過ごしていたのだから、冬も歌えばいいでしょう」と言います。するとキリギリスはこう答えました。

「もう歌うべき歌はすべて歌った。君は僕の亡骸を食べて生き延びればいいよ」

後先を考えずに遊んでいるだけに見えたキリギリスでしたが、実はすべて見据えたうえで、生きている時間を命がけで楽しんでいたのでした。


これらを踏まえたうえで、次回はそれぞれの結末から得られる学びや、物語の解釈についてお話ししていきたいと思います!

いかがでしたでしょうか。

今回は、童話を通して多面的な視点を培うトレーニングとして、童話のあらすじと結末をおさらいしました!


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こんにちは!

沖縄県のブログ担当です。




☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

それ、ちゃんと相手に伝わっていますか?


今日は、面接練習にも役立つ、相手に“伝わる”情報発信の仕方について書いていこうと思います!
あなたの言いたいこと、正しく相手に伝わっていますか?


“伝える”と“伝わる”の違いは立場の違い

皆さん、何かを発表する時、または、何かの面接を受ける時。

あなたは、どの立場に立って話していますか?

小さいころ、親や先生に

「相手の立場に立って考えなさい

といわれたことのある人、多いと思います。

実はこれ、面接のときや発表をするときも、すごく大事です!

あなたが受験生として、大学の面接を受ける時、
考えるべきは

自分が何を伝えたいか

ではなく、

相手は何を知りたいのか

です。

常に、相手の立場に立って考える。


あなたがもし、大学に入学するために面接を受けているのだとしたら、
考えるべきは

自分が大学教授だったら、どんな生徒と一緒に勉強をしたいか。

自分をどう見せたいか、ではありません。

大学の面接を担当するのは、教授であって、面接のプロではない

だからこそ、自分をよく見せる努力をするより

自分がその大学に入ったら何をしたいか

どんなことで大学側に貢献できるか

この2つをアピールする方がよっぽど合格しやすいでしょう。
自分が入りたい研究室や実験内容を伝えてみてもいいかもしれません。


いかがでしたでしょうか。

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こんにちは!

沖縄県のブログ担当です。


今日のテーマ

首里城からまなぶこと


2019年、10月31日。

沖縄県のシンボルである 首里城 が火災による被害を受けました。

今回は、そんな首里城についてのお話をしていこうと思います。



首里城の“いま”


首里城は、火災により、正殿を含む8棟が被害を受けました。

火災から2年弱たった今、首里城は2026年の再建に向けてすでに工事が開始されており、着々と復興に向けた動きがスタートしています。

そんな首里城がテーマとして掲げるのが「見せる復興」。


復興作業をしているところを見ることができる仮設の展望デッキや、火事で燃えてしまった“今だからこそ”見られる景色を売りにしています。


そもそも首里城とは沖縄の歴史・文化を象徴する城であり、首里城の歴史は琉球王国の歴史そのものでもあります。

また、琉球城跡は世界遺産に登録されていて、今回の火災は沖縄県民だけでなく、世界中の人々が悲しい思いに包まれました。

そんな首里城だからこそ、ハプニングから立ち直る強い姿勢を見せることが人々に勇気を与えるんですね。


勉強をし続けることは大変だし、ときにくじけてしまうこともあるかもしれません。

しかし、何があっても強く・たくましく生きていきたいものです。



今から4年後に再スタートを切る首里城の姿を見ながら、あの立派な正殿がまた見られる日を夢見て

それぞれが“いま”できることを頑張っていきましょう!






いかがでしたでしょうか。

トライは、粘り強く頑張るあなたを全力でサポートいたします!

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こんにちは!

沖縄県のブログ担当です。


今日は、

沖縄科学技術大学院大学(OIST)について

お話していきたいと思います。


OISTの入学者は約80%が外国人です。

この大学には優れた科学者が多く在籍しており、

質の高い論文の割合が高い研究機関ランキング では世界第9位を獲得しています。

日本で一番頭がいいと言われる東京大学は世界40位、

京都大学は60位 だと言われている中、OISTは断トツなのです!




基本情報


OISTは沖縄中部の恩納村(おんなそん)にあります!

那覇空港からのアクセスは、高速バスとシャトルバスを使用して約1時間半。


大学の周りは森で囲まれており、ちょっと行くとエメラルドグリーンの海もある。

OISTの動物学者や海洋生物学者はこうした立地を生かして研究を行っています!


中国、韓国、ロシア、インド、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、レソト(南アフリカ)など様々な国の研究者がこぞって集まってきます。

また、「学部」のような枠のない研究環境が整えられた国際的な研究環境があります。




いかがでしたでしょうか?

研究者を目指す人にはとてもいい学校のようですね!



現在トライでは、志望校選びにも役立つ情報が得られる授業を展開しています。

興味ある方はぜひ、以下のリンクから飛んでみてください!


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こんにちは!

家庭教師のトライ、沖縄校ブログ担当です。


☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

共通テストの目標設定


共通テストを控えている受験生の皆さん!

共通テストで何点取るべきか、目標設定はできていますか?


今日はまだ目標点を決められていない!

そもそもどうやって決めたらいいのかわからない!

そのような方に向けてブログを書いていきたいと思います!


目標点は志望校によって決まる


友達がリスニングで80点を目標にしていたから、俺もそうしよ~

なんて、ノリと勢いで目標点を決めてしまっていませんか?


実は、それ、危険です。

なぜなら、目標点は

志望校によって決まる


ものだから。

志望校が決まったら、まず昨年や一昨年の合格最低点と合格者平均点を把握してください。


そして、その合格者平均点に届くように各教科の目標点数の内訳を決めていく。
合格者平均点に届きそうになかったら、まずは合格者最低点を目標にしてもいいかもしれません。


ここで一つ、具体例を。


(琉球大学医学部受験、物理化学選択、日本史選択)
まず、確認するべきなのは入試科目。

受ける必要のある共通テストの科目を調べます。

この場合、国語・数学ⅠAⅡB・リーディング・リスニング・日本史・物理・化学です。

そして、配点もこのまま900点満点。

合格者の得点率は、78%です。

ということは、目標点数は702点。

今回は、この点数に届くように目標点数を組み立てていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

国語 150

数ⅠA 80

数ⅡB 80

リーディング 80

リスニング 75

日本史 85

物理 75

化学 80

合計 705点


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


このように、自分の得意・不得意に合わせて目標点を決めてみてください。

科目ごとに目標点数が決まったら、今度は大問ごとに目標点数を決めてみてください。

より細かく決めれば決めるほど、今自分が何に時間を割くべきかがわかりやすくなります。



いかがでしたでしょうか。


このように自分の目標点を明確にし、効率的に勉強していきましょう!

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