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沖縄県のブログ担当です。



☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

『アリとキリギリス』の解釈


今回は、前回のブログでおさらいしたあらすじと結末を元に物語の解釈をしていきたいと思います。



様々な解釈


① アリが助けてあげるパターン

このパターンは、

「困っている人は助けてあげるべき」というのが教訓だと思います。

アリがキリギリスを助けてあげたことで、キリギリスは翌年懸命に働くようになります。
アリの優しさがキリギリスを変えたのです。

アリも、助かったキリギリスのバイオリンを聞いて優しい気持ちになるし、
キリギリスは飢えをしのげたし、ハッピーエンドに見えますね。

しかし、どうでしょうか。
今度は、アリの視点に立って物語を見てみましょう。

アリは、生きるために必死に働いています。

そんな時にいつも遊んでいるキリギリスに出会います。

アリは気楽に遊んでいるキリギリス見て、嫌な気持ちになったと思います。

だけど、アリは優しさでキリギリスに“冬になったら食べ物が手に入らなくなること”を教えてあげます。
それに対して、キリギリスはアリをからかう。
こんなことをされたらもう、アリ的にはキリギリスなんて大っ嫌いですよね。
だけど、冬になって困ったことになった途端、大っ嫌いなキリギリスに頼られて、アリは優しいから断れない。

アリの視点で見るとバッドエンドだと捉えることもできる。

アリはこれからも他の昆虫に「優しいから」と利用されてしまうかもしれません。

そのたびに、アリは自分を削って助けてあげないといけない。

冬に食べ物を分けることと、バイオリンを演奏してもらうこと。
これらは果たして本当に等価交換といえるのでしょうか。

こういう視点で見てみると、“優しさ”についていろいろ考えることができると思います。

そして、“優しさ”とは何なのか を考えるきかっけにもなりますね。

このような、答えが明白ではない問いについて考える習慣が、相手の立場に立って考えられるようになる第一歩だったりします。

二個前のブログでもお話ししたように、面接は相手の立場に立って考えることが必要不可欠。
だからこそ、こういった一つの童話などを使っていろんな視点から物事を見れるよう訓練していきましょう。

次回は、②の結末について詳しく見ていきましょう!



いかがでしたでしょうか。

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