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☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

「アリとキリギリス」から学ぶこと


日本でも有名な童話、『アリとキリギリス』を知っていますか?

今回は、そんな有名な童話を様々な視点から読み解いていきたいと思います!



結末が分かれるこの童話


まず、なぜこの童話を取り上げようと思ったか。

それは、結末にいくつかパターンがあり、結末によって物語の解釈が全く変わってくるからです。
前半部分では全く同じだけど、結末だけで話の見方が180度変わってくる。
そんなお話だからこそ、多面的な視点を養うにはぴったりなのです。

まずは、あらすじとこのお話の3つの結末をお話しします。

~あらすじ~

ある夏の日、キリギリスはバイオリンを弾き、歌を歌って過ごしていました。その一方で、アリは来たる冬のために食料を一生懸命家に運んでいます。

キリギリスは「食料をわざわざ運ばなくても、たくさんあるじゃないか」と話しかけると、アリは「今はたくさんあるけど、冬になると食べ物はなくなってしまうよ」と答えました。しかしキリギリスは「まだ夏は始まったばかり。楽しく歌って過ごせばいいのに」とアリをからかい、再びバイオリンを弾き始めました。

やがて秋になっても、キリギリスは遊んで暮らしています。

そして、冬がやってきました。キリギリスは食料を探すものの、周りには何もありません。お腹がすいて困り果てたキリギリスは、アリが食料を集めていたことを思い出し、分けてもらおうとアリの家を訪ねました。


~結末~

キリギリスは、夏の間に働いていたアリをからかってしまったことを思い出し、食料を分けてもらえないのではと思っていましたが、アリは「どうぞ食べてください。その代わり、キリギリスさんのバイオリンを聞かせてください」と言ってくれたのです。

キリギリスは涙を流して喜び、張り切ってバイオリンを弾きました。

そして次の年の夏からは、真面目に働くようになったそうです。

キリギリスが「食料を分けてほしい」とアリの家を訪ねると、アリは「夏は歌って過ごしていたのだから、冬は踊って過ごせばいいでしょう?」と言い放ち、扉を閉めて追い返してしまいました。そしてキリギリスは、そのままアリの家の前で凍え死んでしまうのです。


冬が来て食料がなくなり困っているキリギリスに、アリは「夏も歌って過ごしていたのだから、冬も歌えばいいでしょう」と言います。するとキリギリスはこう答えました。

「もう歌うべき歌はすべて歌った。君は僕の亡骸を食べて生き延びればいいよ」

後先を考えずに遊んでいるだけに見えたキリギリスでしたが、実はすべて見据えたうえで、生きている時間を命がけで楽しんでいたのでした。


これらを踏まえたうえで、次回はそれぞれの結末から得られる学びや、物語の解釈についてお話ししていきたいと思います!

いかがでしたでしょうか。

今回は、童話を通して多面的な視点を培うトレーニングとして、童話のあらすじと結末をおさらいしました!


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