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☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

「アリとキリギリス」から学ぶこと


今日は、前回・前々回に引き続き、童話『アリとキリギリス』について深く考察していきたいと思います!



皮肉か、優しさか—


② アリがキリギリスを見放すパターン

これは、世間的にはよくバッドエンドだと捉えられるパターンだと思います。

「アリ=悪人説」で考えてみると、

自分が働いている間に遊んでいたキリギリスが、冬になって食料に困って死んでしまっているのをみたら、

「ほーら、言ったこっちゃない。」と思うことでしょう。

キリギリスは死んでしまっているし、だからといってそれによってアリが幸せになっているわけでもない
救いのないお話のように思えます。

ここから得られる教訓は「目の前の楽しさに溺れ、先のことを考えないと、後で苦しむことになるぞ」といったところでしょうか。

キリギリスが死んでしまう、という悲劇的なラストを迎えることで

この教訓がかえって強烈に伝わってくると思います。


それでは今度は
「アリ=善人説」で考えてみましょう。

アリは冬になって食べ物に困ったキリギリスを“あえて”冷たく突き放します。
アリに突き放されたキリギリスの選択肢として


1.あきらめてその場で死ぬ

2.食べ物にありつけるまで探し続ける

3.アリを襲って食べてしまう

今、少し考えてみただけでざっとこれだけの選択肢が思い浮かびます。

“あえて”突き放したアリからすると『2』の選択を取ってほしかったのでしょう。
今からでもいいから、少しでも頑張る姿勢を見せてくれて、それでもだめだったら、その時は助けてあげよう、と。
また、アリは南に進めば1年中暖かい場所があることを知っていたのかもしれません。
そこにいった方が、キリギリスが楽に暮らせると思って“あえて”ここで救いの手を差し伸べなかった、と考えることもできると思います。

だけど、キリギリスは暖かい場所(食べ物がある場所)を探そうともせず、アリの家の前で死んでしまいました。
そんな、選択を取ってしまうキリギリスだから、今助けてあげたとしても「どうせまた同じことを繰り返す」とアリは考えていたのかもしれません。

生きていくうえで知識を持っていることは、最大の武器になります。

だからこそ、アリはこのキリギリスを犠牲にすることで、他のキリギリスやアリの仲間たちに

「夏に食べ物をためておかないと冬になったら死んでしまう」

ことを伝えたかったのかもしれません。

他のキリギリスが同じ過ちを繰り返し、絶滅してしまわないように。

キリギリスから見たときに、目の前にいるアリを食べてしまって飢えをしのぐという選択を取らなかったのは、最後の贖罪だったのかもしれませんし、いろいろな考え方ができます。


自分の人生を豊かにするためには、選択肢を多く持っておく必要があります。

そのためにも、いろいろな考え方を学び、決められた道以外も模索できるようになっておくといいでしょう。

キリギリスが一年中暖かい場所があることを知っていたら、アリの家の前で死ぬという選択肢は取らず、暖かい場所まで移動して幸せに暮らせていたかもしれません。

面接や小論文のためだけではなく、より豊かな人生を歩むためにも
いろいろなことを学びながら生きていきましょう!


いかがでしたでしょうか。

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