教育プランナーブログ

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沖縄県のブログ担当です。




☆☆☆☆今日のテーマ☆☆☆☆

「アリとキリギリス」から学ぶこと


今回は、三つ目のパターンについてお話していきたいと思います!


計画的無計画


③ 短い時間を懸命に生きたパターン

自分の人生をあらかじめ考えて、短い人生を思いっきり楽しんだ、と考えるパターンですね。
このパターンで得られる教訓は「幸せの尺度は人によって違う」ということです。

この視点で見てみると、長生きだったとしてもずっと生きるためだけに働き続けたアリの方が不幸だった、と捉えることもできますし、アリの幸せが「長生きをすること」なのだとしたら、ずっと働きづめだったとしても、長生きできた方が幸せだったのかもしれません。

つまりは、「なにを幸せだと考えるか」が違うアリとキリギリスだから、互いにわかりあうことが難しい。二人で「ああだ、こうだ」と話し合ってみるのも悪くはないけど、考え方は人それぞれだからお互いに干渉はせずに、キリギリスはアリに自分自身を食べてもらうことで自分にとっての幸せを貫き通す。

このパターンこそ、どちらにとってもハッピーエンドに感じるのは私だけでしょうか。

こちらも、アリの視点で見てみるために、少し脱線して「アリの性質」についての話をしたいと思います。

『働きアリの法則』というものを知っていますか?


働きアリの法則とは、集団を「よく働く・普通・働かない」に分けたとき、働きアリが全体の2割、普通のアリが6割、働かないアリが2割になるという性質のことです。
ここで、働かないアリを排除してみると、今度は「普通のアリ」と「よく働くアリ」の中から、「働かないアリ」が同じように2割、現れます。
どんなに、「働かないアリ」を排除し続けても、「よく働くアリ・普通のアリ・働かないアリ」は、2:6:2の割合で絶対に現れる
というものです。

これを踏まえて、アリの視点でこの結末を見てみると……


アリはそもそも「働かない」という生き方があることをちゃんと知っていて、
それでも、自分は「働く」という選択肢を好きで選んでいたと考えることもできますね。

だから、キリギリスの働かないという選択肢も自然と受け入れることができたし、キリギリスがそうしてくれというのなら、キリギリスを食べて生き延びることもいとわなかった。

結果、二人ともウィンウィンだった、と考えられるでしょう。

いかがでしたでしょうか。

今回は、『アリとキリギリス』という童話について深く考察してみました。

ここまで、一つのことに対して深堀りして考えるようなケースはまれだとは思いますが、どんなことでもこんなにもいろいろな考え方ができるんだ、と学ぶきかっけになってくれたらうれしいです。



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