2014年11月23日
【沖縄県】昭和薬科中学校 入試直前対策を!(国語・算数編)
昭和薬科中入試まであと約2カ月となりました。
過去の出題傾向をもとに、これから何をすればいいのかをお伝えします。
まずは、国語・算数です。
【国語】
ここのところ「説明文」「物語」「語句」の3大構成となっています。
問題数をみると、説明文10問前後、物語10問前後、語句20問前後となっています。
文章のレベルはそれほど高くなく、標準的なレベルです。
昨年度の入試ではこれまででなかった作文の問題がでています。
①語句に関する問題の割合が増えています。
これからも伸ばしやすい単元ですので、しっかり対策をしましょう。
ただ、これまでは「漢字の読み」「漢字の書き」「ことわざ慣用句」くらいしか出ませんでしたが、
最近はこれに加え、「部首名」「同じ漢字で別の意味」「外来語の意味」「助詞」「敬語」
「十二支」「月の別称」「季語」「文学作品」と幅広く出題されるようになりました。
受験対策もそうですが、一般知識も必要になってきています。
②物語・説明文はほとんどの問題で選択式です。
「–と同じことを表していることを選びなさい」「–と同じ意味のものを抜き出しなさい」
といった、同意のものを選ばせる問題が多くあります。
問題文章を読むときにキーワードを探し、その解説・説明をしている文章語句を探すようにしましょう。
③文章問題の長さは、と70行程度です。
国語の問題は時間内にいかに解くかがポイントになります。
時計を使いながら、時間を図りながら学習を進めてください。
【算数】
昭和薬科中に合格できるかどうかは算数の出来にかかってきます。
算数はしっかりと対策をとりましょう。
計算問題が約8問・応用問題が約10問・図形の問題が約8問、
全体で25問でるケースが多いです。
計算問題は、複雑に見えるものが多いですが、解く順番を変えたり、分配法則を使ったりすると、
解きやすくなる場合も多くあります。時間短縮・計算ミス防止につながります。
特殊算は「仕事算」「規則性」「旅人算」がよく出ます。
図形はむずかしめの問題がでてきます。面積・比に関係するものがよく出題されます。
①計算問題はミスしないように練習は十分行う
②計算問題は、「カッコ」の問題と「わり算」ができるかどうかがポイントになります。
ここはちゃんとおさえること。
③応用問題は、幅広く出題されます。
これまでに行ったテキストや模試で間違えた問題はきちんと見直しをしていくこと。
④問題の量とレベルに比べて、試験時間は非常に短いです。
時間を区切った学習をすること。この問題は解く、この問題は捨てる、といった選択の練習もすること。
⑤問題文はきちんと読むこと!
これができない人が非常に多くいます。
これからは新しい単元を行うのではなく、
「習った問題は必ずできるようにする」を心がけてください。