2011年11月
2011年11月5日
山梨県 中学受験:面接対策
こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。
今回は面接についてまとめてみます。
◆各校の面接形式◆
駿台中学校:
①親子面接の形式。
②志望動機や学校・家庭生活の様子などが質問される。課題面接は最近は行われていません。
山梨学院中学校:
①親子面接の形式。
②志望動機や生活の様子など一般的な質問の他に、ニュースなど時事問題もよく質問される。
山梨英和中学校:
①親子面接の形式。
②自己推薦・専願・一般と全ての入試で行われる。山梨学院中と同様に一般的な質問や時事的な質問がされる。
山梨大学附属中学校:
①保護者同伴ではない。
②受験生2~3人で行うグループ面接の形式。検査1の作文の内容についても質問される。
甲陵中学校:
①保護者同伴ではない。
②討論を行った後、簡単な集団面接がある。テーマが与えられた後、5人に分かれて討論を行う。
一般的な内容については家庭で十分な対策が立てられます。
願書の内容も聞かれることがありますから、コピーは必ず取っておきましょう。
保護者には志望理由や子供の性格、家庭の教育方針などがよく質問されます。
山梨英和中ではキリスト教に対する考え方も問われています。
子供たちには、携帯電話やゲームに対する考え方、両親や担任の先生、友人の紹介など多岐にわたります。いずれにしても、
学習の意欲や中高一貫で何を学びたいのか、身につけたいのか、伸ばしたいのかをしっかり伝えられるようになりましょう。
2011年11月3日
山梨県 中学受験:作文対策
こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。
今回は作文についてまとめてみます。
◆昨年度の課題内容◆
駿台中学校:
『あなたはスポーツについてどう思いますか。スポーツの良い点を二つ以上挙げて書きなさい』(200字以内)
山梨学院中学校:
『好きなことわざ・四字熟語を一つ挙げ、その理由を書きなさい』(推薦入試:30分、400字以内)
山梨英和中学校:
『「私が薦めるこの一冊」という題で、自分の周りにいる人たちに薦めたい本の紹介を書きなさい』
(自己推薦:30分、500字以上600字以内)
山梨大学附属中学校:
『「親切」と「おせっかい」の違いについて、具体例・体験をもとに自分の考えを書きなさい』
(30分×450字以上500字以内)
甲陵中学校:
『日本のことを知らないカナダから来た転校生に日本について説明する文を書く
(①すもう②書道③七夕、のいずれか一つを選んで書く)』(45分、380字以上400字以内)
作文は好き嫌い、得意苦手が分かれます。夏休みの読書感想文でも経験されていると思いますが、
苦手に思う方の方が多いのではないでしょうか。
作文には決まった答えはありません。自分の考えを正直に書けば点数に繋がります。
但し「正直に」書くとはいっても「形式」を無視して書いていいわけではありません。
形式を気にせずに書いていると、内容がメチャクチャになったり、どう書いていいかわからなくなったりするからです。
今回は入試試験ですから、採点官の先生にちゃんと伝わる文章を書かなければなりません。
段落を正しく作り、自分の考えを述べましょう。
山梨学院中を例に、文章の流れを考えてみます。
①「好きなことわざを書く」
②「なぜ好きなのかを書く・好きになったきっかけを書く」
③「結論を書く」
いきなり文章を書き始めるのではなく、書きたいことをメモしてから書き始めましょう。
科目の勉強が優先だとは思いますが、作文に関しても対策ゼロではいけません。たくさん書いて慣れておいて下さい。
こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。
中学受験科目別対策の最終回は社会です。
社会は単なる語句の暗記だけではなく、様々な知識を関連付けて覚えましょう。
地理
単なる暗記ではなく、『なぜ?』を感じながら覚えましょう。
「○○県はお米が良く取れるなぁ…。○○川が近くにあるし、水が豊富にある地域だからお米が取れるんだ」
「○○県は漁獲量が多いなぁ…。黒潮と親潮がぶつかる場所でプランクトンが繁殖するから良い漁場になるんだ」など。
なぜこの場所が畜産が盛んなのか、みかんの生産量が多いのか、キャベツがとれるのか、促成栽培に向いているのか…
理由は必ずあります。その理由を正しく関連付けて暗記すれば、応用問題も恐れることは無くなります。
歴史
単なる暗記ではなく、『流れ』を感じながら覚えましょう。
旧石器時代から平成時代まで、主だった人物を中心に流れを感じながら学習を進めましょう。
貧富の差が無かった時代 → 大王が偉かった時代 → 天皇が偉かった時代
→ 貴族が偉かった時代 → 武士が偉かった時代 → 天皇が偉かった時代 → 国民が偉い時代
大雑把にいえばこのような感じです。国民が偉い時代とはもちろん国民主権である戦後の今のことです。
まず時代を順番に正確に覚えることと、その時代に活躍した人がいつ・何をしたのかをまとめていきましょう。
そして、これは理科でも述べましたが、暗記に努めたら(input)、その後で演習をしましょう(output)。
これをバランスよくやりましょう!暗記に近道はありませんが、正しいやり方をすれば時間の効率性は高まります。
テキストを音読する ⇒ 太字を書いて覚える ⇒ 問題を解く
⇒ 解説を音読してテキストに蛍光ペンでチェックする ⇒ 明日もう一度見直す
前回も記載しましたが、これが全てです。残り70日余り、悔いの無いように頑張って下さい!
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