教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ静岡本部です。

中学2年生の学力調査対策について、特別シリーズとしてお送りしております。

今回は理科に関してです。

 

≪中2学力調査・傾向分析と対策≫

◆出題範囲

大問1 小問集合(過去3年:生物、化学、物理で構成されている)

大問2 物理(電流・発熱量・磁界)

大問3 地学(火山・岩石・地震)

大問4 生物(植物・動物・消化吸収)

  選択A 化学(酸化還元・電気分解)  選択B 地学(気象)

 

◆分野別の傾向と対策

【小問集合】

1問は図に記入する問題や図示する問題があります。一昨年、3年前に光の屈折の出題がありました。

出題頻度が高く、昨年出題されていないことから今年出題される可能性もあります。

記述問題がない年度もありますので、基本的には用語と基礎的な実験からの計算ができるかが重要です。

まずは用語集で確認しましょう。

 

【物理(電流・発熱量・磁界)】

昨年、一昨年と電流と電圧の関係グラフから出題されています。回路の特徴、オームの法則を用いた計算、

右ねじの法則、フレミングの左手の法則は絶対に理解しておくべきポイントです。実験からの出題なので、

図やグラフが示していることを知識をもとに、正確に読み取るトレーニングが重要です。

回路が絵で描かれている場合は、自分で回路図に直せるように問題演習を積んでおきましょう。

 

【地学(火山・岩石・地震)】

岩石について、特徴・性質・でき方を整理しておく必要があります。3年前と昨年に岩石について

出題されています。一昨年に地震が出題されており、東日本大震災があったことからも、

今年地震が出題される可能性は高いと思われます。東海地震に備えた防災意識を高めることを目的に

中3の9月、第一回目にも出題されました。地震のS波、P波の特徴を押さえておきましょう。

 

【生物(植物・動物・消化吸収)】

3年前、昨年と非常に似た出題あります(メダカの観察)。

一昨年に消化・吸収が出題されていますので、今年出題される可能性もあります。

重要項目は「動物の分類・血液・消化液の役割および実験に用いる溶液の名前・反応の仕方」です。

特に、用いる溶液で何を検出したい実験かを読み取ることができますので、重要度は高いです。

 

【化学(酸化還元・電気分解)】

化学反応においては、発生した気体の確認方法や実験をする上での注意点(なぜ実験装置をそのようにするか、

なぜその順序で実験をするか)を記述で問われることが多いです。水の電気分解や化学式は理由も含めて

理解しておき、回答に備えておきましょう。しかし、炭酸水素ナトリウムの加熱実験は複雑なので

結果を暗記して挑むのもひとつの方法です。また、水酸化ナトリウム=触媒は知識として入れておきましょう。

 

【地学(気象)】

コップに入った水の温度を下げることによって水滴を発生させる実験が頻出です。

また、圧力の変化によって温度変化を起こす実験も3年前に出題されています。つまり、気温や圧力(気圧)

によって飽和水蒸気量が変化することから、水の状態や温度が変化することを理解することが必須ポイントです。

天気は1・2問の出題になっています。各ポイントに沿って基礎知識を背景とし、データ(グラフ・図)と

照らし合わせ、正確に解答出来るトレーニングを行いましょう。

 

後期中間テストと学調対策とは異なります。

テストに合わせた対策を、個人個人の学力特性に合わせて家庭教師のトライ静岡本部はサポートしてまいります。

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