2023年5月
2023年5月22日
【静岡県】 令和6年度高校入試対策!
こんにちは!
家庭教師のトライ 静岡校のブログ担当になりました。
高校入試、中学入試、大学入試に向けて指導経験やスケジュール、プランニングを行っていますので、入試情報だけでなく勉強のコツなどもご紹介していきますね♪
今日は、静岡県公立入試の高校入試対策をご紹介していきます!
今日ご紹介するのは、昨年度の情報を基にした対策ですので、新しい情報が出るごとにまたご紹介していきますね。
① 入試の仕組み
静岡県の高校入試は、「推薦入試」という制度はありません。ここが他の県と異なる特徴になります。では、どういった入試があるかというと……
【学校裁量枠】
学校裁量枠は、調査書・面接・学力試験の3つ+学校独自に決めた選抜資料で選抜を行います。
設定としては、学校裁量枠は定員の50%以下になるように設定されています。
まず、
<学校裁量枠Ⅰ>
重視する点→文化的・体育的活動
選抜資料→学力検査・調査書・面接+実技検査
<学校裁量枠Ⅱ>
重視する点→中学校における学習
選抜資料→学力試験・調査書・面接
この順番で選抜されていきます。学校によってどのくらいの割合で選抜するのかが決まっています。
【共通枠】
学校選抜枠の後、共通枠の選抜になります。
共通枠では、第3段階に分かれています。
共通枠は、9教科の学力検査・各教科(中学3年生×9教科=45点)の調査書・面接(形式は各学校別)
<第1段階>
調査書の9教科の評定合計の上位の者+学力検査5教科の得点上位75%を合格者となります。
<第2段階>
第1段階を除いたすべての受験生のうち、調査書の学習記録以外の記載事項・面接の結果により選抜し、共通枠定員の10%程度が合格者となります。
<第3段階>
第1段階、第2段階による合格者を除いたすべての受検者を対象とし、総合的に審査して、共通枠の定員15%程度を合格者とします。ここで、調査書の観点別学習状況が評定対象になります。
つまり、静岡県高校入試で重要なのは、まず評定となります。
共通枠ではここで足きりが入るため、しっかり対策をしておくことが重要です。
中学3年生の評定だけが必要だから、中学3年生から頑張ればいいかというと、全くそうではありません。
中学3年生の内容は、中学1年生、2年生の積み重ねでできています。
そのため、しっかり中学1年生から評定を上げておきましょう!
今日は、「入試制度について」ご紹介いたしました。
次は、入試の問題や人気の高校の解説についてご紹介しますね!
家庭教師のトライでは、静岡県出身の教育プランナーも所属しております。
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