教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ静岡本部です。

中学2年生の学力調査対策について、特別シリーズとしてお送りしております。

ラストは数学に関してです。

 

≪中2学力調査・傾向分析と対策≫

◆出題範囲

大問1 正負の数、文字式

大問2 式の整理

大問3 比、連立方程式の計算

大問4 比例・反比例

大問5 空間図形

大問6 作図

大問7~10 角・証明・資料の整理・連立方程式の文章題

  選択A 関数  選択B 図形

 

◆分野別の傾向と対策

【正負の数、文字式】

基礎計算。焦って分配法則のミスや通分のミスを出さなければ得点できます。

見直しを正確にできるようにするためにも、「計算式を残す・雑に計算式を書かない」ことが重要です。

 

【式の整理】

式の整理についてはx、yの値を代入する前に式を簡単にしておかないと計算ミスがおきてしまいます。

 

【比、連立方程式】

比は○:△=□:☆ → △×□=○×☆を覚えておけば大丈夫です。

 

【比例・反比例】

(1)で表の空欄部分を埋める問題が出題されます。そこで、比例なのか反比例なのかを理解しないと

(2)でxとyの関係を式で表すという問題を間違えてしまいます。不安な場合は、式を作ったあとに

実際の数字を入れて、xの値が増加するときyの値の変化を確認し、式が成り立っているかどうかを

確認してみるとよいでしょう。

 

【空間図形】

出題頻度が比較的高い円錐や三角錐、球の体積・表面積を求められるようにしておきましょう。円錐において

母線がどこを示すかは忘れないようにしてください。立方体の問題は、展開図との関係を問題演習しておいてください。

 

【作図】

一昨年、3年前は接線の作図や垂線の作図でしたが、昨年はコンパスで正三角形を作図した後に

角の二等分線を作図するという問題で、難度は比較的高かったと言えます。

「垂線・垂直二等分線・角の二等分線」は確実にできるようにしておきましょう。

 

【角・証明・資料の整理・連立方程式の文章題】

多くの生徒が苦手とする証明。すぐに文字式を使って一般論で考えることが難しい場合、

まずは具体的な数字を入れてみて、証明する流れをイメージしてみるとよいでしょう。

その後に基準となる数字をnなどの文字に置き換え解答することをお勧めします。

資料の整理は難しい単元ではないですが、移行措置の内容でもあることから今年も出題される可能性は

高いと考えられます。

連立方程式の文章題を苦手とする人は、そもそも速度計算「み・は・じ」や濃度計算の理解が不十分な

場合があります。文章を式にすることが苦手な場合は、1年生の文字式の利用からステップを踏むとよいでしょう。

※文字式→一次方程式→連立方程式と、同系統の学習でステップを踏むこと。

 

【関数】

一次関数、一次関数の利用・応用から出題。難度を少し上げるため傾きが分数で出題されます。

分数の傾きのグラフを確実に書けるようにしておいてください。

(2)では1点を通り、切片を与えた状態で直線式を求める問題が頻出しております。y=ax+bの一般式に

座標を代入して求める手順を覚えておくことが重要です。一次関数の利用の問題は難度が高いと言えます。

しかし、パターンとしては直線で作られる面積の二等分線を求める問題や、移動する点によって作られる面積を

式で表すなど、問題のバリエーションが多いわけではありません。重点的にトレーニングすることで得点は可能です。

 

【図形】

角度を求める問題から始まり、証明問題が最後に出題されています。

図形の証明は2年生の後半で履修するため後期中間や2学期期末テストで得点できた生徒は、

忘れないように、復習しておけば難度が高くなっても得点可能です。

 

 

比較的各分野、復習をベースにした内容が出題されます。

冬休みにどれだけ復習をクリアに出来ているのか、基礎知識は再度整理すること。

応用は、出題傾向のポイントについて最低限クリアしておきましょう。

 

例年、学調の結果については、遅くても2,3日で答案用紙が返却されます。今年は1月11日が水曜日

となるため12日か13日、その週中には返却されるでしょう。結果の得点や合計成績はさておき、

今回の学調から何を見出すのか、自分にとってどういった学習が現段階で必要なのかを考えましょう。

 

家庭教師のトライ静岡本部では、生徒別に、学力特性だけではなく、生活習慣・性格特性から考えた

中1,2年生の学習相談を行います。科目によって、塾と併用して解決できることもあれば、

塾を一旦休止していただき、その塾では解決しきれない溝を中期的に埋めることで解決できることもあります。

解決には様々なケースが考えられます。

1月11日のテスト答案用紙が返却されましたら、一度家庭教師のトライ静岡本部にご相談ください。

 

中2の学調が分岐点となるケースは多いです。

ご相談のご連絡、お待ちしております。

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