2011年12月6日
山梨県 苦手科目克服(高校入試頻出単元・国語編)
こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。
12月になりました。いよいよ2011年も終わろうとしています。
受験生の皆さんはきっと、「早いな~」と感じていることと思います。
追い込み学習の今ですから、苦手科目克服(高校入試)に焦点をあててみたいと思います。
まずは国語から!
「どうやって勉強したらいいかわからない」という声が多い国語ですが、正しい学習をすれば成績は確実に上がります。
1、「言葉」に触れる機会を多くする。自分の中の「言葉」を増やす。
①読書をすること。
・いろいろな分野(小説・科学的読み物・社会的読み物、他)の文章を読んで、いろいろな「言葉」、
いろいろな「表現」と出会うように意識をして下さい。
わからない英単語は辞書を引くのに国語辞典は触ったことがないという方が時々います。
例えば、「抽象的」という言葉が本文の中にでてきても「抽象的」の意味を知らなければ、全く問題は解けません。
もし本文の中に知らない言葉がたくさんあったら、その問題は恐ろしく意味がわからないものになるでしょう。
国語だって「語彙」を増やすことは大事なのです。
・いろいろな知識を得て、広い分野で物事を考えられるようにすること。
②毎日新聞を読むこと。
・時事問題に関心を持つこと。天声人語などに取り上げているテーマについて自分でも考えてみて、
「自分の意見を持つ」ことが大事です。「なぜ自分はそう思うのか」を考えてみましょう。
・自分と似たような考えの人、自分とは違う考えの人がどのように文章をまとめているかを参考にして下さい。
その上で、自分ならどう作文を書くかを考えてみたり、自分の体験談を織り交ぜて240字の字数制限を付けて書いてみると、
入試の対策そのものになります。
2、読み書きの実力を確かなものにする。
・中3の方はここでのんびり漢字だけを学習するわけにはいきませんから、問題集で出てきた漢字の中で間違えたものを中心に覚えていきましょう。
・中1~2の方は漢字検定に挑戦してみてください!熟語で書く練習をすると効率的です。部首や筆順も「語句問題」として過去に出題されました。
3、古文は音読して慣れてしまう。
・山梨県の場合、他の都道府県のように古文で独立した問題は出題されません。現代文の長文に混じって古文の知識が問われます。
対策としては、現代語訳を参考にしながら原文を音読すること!「歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直しなさい」という問題は頻出です。
4、練習問題の量をこなしましょう!
・普段は教科書以外読んだことがない、という方は、到達度テストなどでいきなり難しい文章を読んでも理解はできません。
自分の力に見合った問題集を1冊用意して、週に2題ペースで解いてみてください。
1度やった問題でも、長文を繰り返し読む習慣をつけてみましょう。問題集を1冊やりきった頃には読解力がついたことを実感します。
ぜひトライしてみてください。