2011年1月13日
数学が一番短期間で伸ばせる!
今月に入ってからも中学3年生のご相談が後を絶ちません。そしてご相談で多いのが「数学の成績を上げたい」という内容です。入試は勿論、学校の総合テストは教科書に載っていない難解な問題が多く出るため、できないままここまで来てしまったといったケースがよく見られます。
しかし長野県入試の数学は毎年出題傾向が決まっていて、他のどの科目よりも一番短期間で伸ばせる科目です。英語や国語は長文問題になるので具体的に単元を絞れませんが、数学は明確に単元を絞って対策することができます。
数学の入試問題は大問が4題になっており、大問1(約36点)に計算を中心とした基礎問題が出ます。大問2(約23点)は方程式の文章題、確率、図形(三平方など)が1題ずつ出ます。大問3(約20点)が関数の応用問題、大問4(約21点)が図形の証明問題となっています。夏休み明けから毎月やっている総合テストも同じような傾向だったはずです。数学が伸びない子は毎回同じ所で間違えています。間違えている原因は普段そこをやっていないというのがほとんどです。答えを見ても解からない、できるところばかりやってしまうなど理由はそれぞれですが、できない単元を1対1でできるようになるまで教えられるので対策がしやすいということです。証明問題は100%出るのに、1回も家でやったことがないお子様もいらっしゃいました。まずは苦手な単元に向き合うことです。できるところを何時間勉強してもそれ以上点数は上がりません!