教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライです。

今回は、効果のある定期テストの復習のやり方を紹介していこうと思います。

<テストの復習は、参考書の間違えた問題を解き直すのと何が違うのか>

定期テストの復習にあまり価値を見出せない方は、このように考えていることが多いです。

実際に、間違えた問題をただ解くだけでは参考書の間違え直しと変わりありません

テスト直しでやらなければいけない事は以下の通りです。

1.問題の単元を明確にして分類する。

例:y=3x+6のグラフを書け。

→1次関数

2.自分のしたミスに理由を付ける。※凡ミス、計算ミスなどは禁止、詳細に書く。

例:-3(2x+6)=-6x+18

→2つ目の符号を変え忘れた。( )の前に-がある場合は、中の符号をすべて変える!など

3.1で調べたことを基に、どの単元が何点分出ているのかを調べる。

4.2を基にして、学校で配られた参考書から、

ミスした理由が含まれている問題を探して解く。

※4を行なった際にミスした問題は塾用のノートに書いておきましょう。

自分で注意すべき点を意識して選んだ問題を間違えるということは、

致命的なミスや思い違いをしている可能性があります。

以上の4項目をしっかりやると驚くほど効果が出ます。

最初は自分でやるのが難しいと思うので、慣れるまでは教えてもらいながらやりましょう!

慣れてきたら自分でガンガンまとめて、授業の質をどんどん上げましょう!

次に、1~4をやることによるメリットを紹介したいと思います。

<1をやるメリット>

この工程は頭の中の整理にあたります。言うなれば片付けと同じです。

例えば、「家の中」で「筆記用具」を探すときに押入れの中を探す人はいないと思います。

これは「置く場所」を決めてあるからです。

これが、「置く場所」を決めていない「家の中」から「筆記用具」を探すとなると

途端に見つからなくなります。

勉強もこれと同じです。「家の中」は「全ての記憶」、

「筆記用具」は「問題を解くのに使う知識」、「置く場所」は「単元」にしても同じことが言えます。

そもそも人間の記憶は一覧性に富んだ仕組みにはなっていません。

絶対記憶能力を持つ人でさえ何年何月何日という「記憶を保管する箱」を作ります。

僕たちにはそんな能力は無いので、「単元」という「小さな記憶を保管する箱」を作ってあげましょう。

<2と4をやるメリット>

2と4はセットでやることを考えましょう。

2のメリットは問題を解く際に、自分のしやすいミスが含まれる問題を
分かるようにしてくれます。これは、「普通に解く」部分と「気を付けて解く」部分を
はっきりさせるのでケアレスミスの減少に繋がります。

4のメリットは、問題を素早く単元ごとに振り分けることができるようになります。
これが出来るようになると「使うべき公式」、「決まり」や「事柄」など明確になるので、
このテストで自分が解ける問題を確実に判断できるようになります。

<3をやるメリット>

テスト毎に目標点を取るためにはどこの単元を重点的に勉強すべきかを明確にしてくれます。
内申点、つまり推薦を狙っていく際には重要な項目になります。

<本日の最後に>

部活などと勉強を両立するのはかなり難しく効率が求められます。

遠回りは勉強の本質であり、楽しさを教えてくれる重要な過程ではありますが、
「3年生で急に成績を上げたい」と思うと志望先によっては過程を楽しむ時間はありません。

私達は1対1の授業形式なので、「効率的な勉強」から「勉強を楽しむための勉強」まで
全てに対応することができます。

お困りの事がありましたら遠慮なく御相談下さい!

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