教育プランナーブログ

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2018年12月11日

長野市高校受験

新傾向の問題について

平成30年度学力検査で出題した新傾向問題のうち、平成29年度の問題と比較可能な国語と英語 について。


(1) 国語

与えられた説明文を読み取り,それに対する自分の考えを論述する問題。論述の字数は、27 年度までは「20 字以上 30 字以内」だったものを、28 年度から「80 字以上 100 字以内」に増加 した。

H29年度 文章内の指定された記述に対する自分の考えを,与えられた条件に従い記述する。

H30年度 文章内の指定された記述に対する自分の考えを,筆者の考えを踏まえて与えられた 条件に従い記述する。

〔考察〕

・H29年度と比較し、H30年度の無答率は増加しています。

各中学校において、自分の考えを適切に表現することを位置 付けた授業改善が進んでいることは窺えるものの、筆者の主 張を踏まえた上で自分の考えをまとめ、表現することについ ては、学校の授業だけでは不十分といえる。


(2) 英語

英文を読み,2つの Questions に従って自分の経験や考え、思いを適切に英語で表現する 問題。(文の数は問わない)

H29年度 中学校で自分が努力をした教科について、具体的に記述する。

H30年度 外国人が日本に来た際のお勧めの場所と、そこで何ができるかを具体的に記述する。

〔考察〕

・質問に対する2つの答えが内容的に正答であると判断できる ものが、H29年度と比較し増加した。

・各中学校において、自身の英語力を活用しながら自分の考えを まとめ、英文で表現する学習に取り組んでいる成果と考えられる。そのため、今後の出題が難化し高得点が取りづらくなる可能性が十分にある。


以上のようなことが問題と状況から分かるが、50分という時間で解くには出題量が多すぎるので将来的には問題数そのものは減少していくように思える。

しかし、あくまでも将来的なので受験生はしっかりと対策を取るようにしましょう!

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