夏休みが始まりました。
学生の皆さんはウキウキですか？
それとも、毎日部活動でクタクタですか！
保護者の皆さまにおいては、昼食の準備や帰省の計画で奔走されている感じでしょうか。

さて、そんな夏休みですが、タイトルにもあるように…
長野県の夏休みって日本で一番期間が短いって知っていましたか？
全国平均の37.5日に対し、長野県はなんと27日間(県内平均)！
因みに全国最長は、千葉県で44日間！
うらやましいですね！
更に、中学生はキャンプや登山、高校生は補習などで、実際はもっと休みが短く感じられるでしょう。
長野の夏はすぐに終わりを迎えてしまうので、夏休みの宿題を後回しにすることはお勧めできません。

そこで今回は、夏休みの宿題の進め方の極意をご紹介します。

其の一　学習計画を立てるべし

夏休みの宿題であるワークやテキストの、[課題範囲の合計ページ数]を求めます。
次に勉強できる日数を確認します。
勉強ができない日もあるでしょうから、
[今日から夏休み最終日までの日数]－[勉強できない日]＝[勉強できる日数]
で求めましょう。最後に
[課題範囲の合計ページ数]÷[勉強できる日数]＝[1日に勉強するページ数]
を割り出します。

其の二　一日のスケジュールを立てるべし

勉強する日程を決めたら、一日のスケジュールも立てるとよいでしょう。
例えば、ラジオ体操帰ってきてすぐに1時間。
そのあと遊びに行ったとしても、ヒグラシが鳴き終わる前までに2時間。
そして夜寝る前に2時間。
これで1日5時間の学習時間は確保できます。
無理なく続けられそうだと思いませんか？

其の三　ご褒美を準備すべし

頑張った自分へのご褒美は大事です。
友達と遊びに行ったり花火をしたりという、小さなイベントをご褒美にするのはいかがですか？
または「○ページ終わらせたらおやつ1つ」などの小さなご褒美もいいですね。
小さなご褒美でも用意するとやる気が出て、夏休みの宿題が気づいたら終わっていたなんてことがあるかもしれません。

其の四　「終わらせる」のではなく「学ぶ」べし

ここまで三つの極意を上げましたが、その目的は「宿題を早く終わらせること」ではありません。
早く終わればその分「繰り返し学習する時間」ができます。
特に受験生は、できれば課題を3周(同じ問題を3回)はするようにしたいところです。
この夏に精一杯頑張ろうと思っている人は、其の一の学習計画で、ページ数を3倍にして立ててみてください。
しっかりと「学んだ」成果が休み明けのテストに現れてくれることでしょう！