長野県　県内人気校のご紹介②　長野県立屋代高等学校

2022年11月19日

こんにちは、家庭教師のトライ長野校です。
今回は、県内人気校のひとつ「長野県立屋代高等学校」をご紹介します！

長野県立屋代高等学校

〒387-8501 長野県千曲市屋代1000　公式ホームページ　公式ポータルサイト

屋代高校は、長野県の北寄り千曲市に位置している公立高校です。
近くには交通の要所である上信越道と長野道の交わる公職JCTがあります。
また春には杏の花が咲き、周りを囲んでいる山々の木々に四季の移ろいを感じる風光明媚な場所でもあります。
屋代高校の隣には「しなの鉄道」の駅の一つ「屋代高校前駅」があり、通学もしやすい立地です。
余談ですが、「○○高校前駅」というように高校の名前が駅の名前に入っている駅は、日本でたった14駅しかありません。

出典：Mapio.net

屋代高校は、大正12年4月に「長野県埴科中学校」として開校し、大正14年に「長野県屋代中学校」と改称されました。
その後、昭和23年の学制改革により「長野県屋代東高等学校」、更に昭和38年4月「長野県屋代高等学校」と校名を変更しながら今日に至っています。

その間、「昭和23年から28年間に及ぶ定時制の併設」「平成4年の理数科設置」「平成24年の附属中学校開校」のように、地域の時代的要請に応えて発展してきました。
創立以来の「質実剛健」の校風を継承し続けている屋代高校は、独自に三綱領を教育目標として定めています。

1. 学力の充実と、知性の啓発に努める。

2. 自主自立の気風を養い、創造性を育成する。

3. 情操豊かな人間性を陶冶_(※)し、健康な身体を錬成する。
※読み「とうや」、意味「知的・道徳的・身的・技術的諸能力を発展させることによって、より良い人間を形成しようとすること。」

この教育目標のもと、生徒は互いに切磋琢磨しながら、学習に、クラブ活動（班活動）に、生徒会活動にと、日々積極的に取り組んでおり、明るい笑顔と真剣なまなざしが同居し活気にあふれています。
県下有数の進学実績を誇るだけでなく、クラブ活動においても数多くの班がインターハイ等の上位大会に出場し、名実ともに文武両道を具現しています。
さらに、全校生徒を対象としたSSH活動では、高度で刺激的な特別授業や講演会を開催し、全国的なコンクールで研究成果を発表する等の活動も活発に行われています。

屋代高校には「普通科」と「理数科」の2つの科があります。

普通科は将来を見据えた基礎学力の獲得を目指すとともに、大学進学に的確に対応することができるよう学習カリキュラムが設定されています。
1年次は共通科目を、2年次からは理系と文系に分かれ、豊富な選択科目から自身が希望する進路や興味に応じて授業を選択します。

理数科は1年次から「課題研究｣として伝統的な探究活動を行っています。平成15年のSSH指定をうけて、屋代高校に限らず、長野県全体の理数教育の拠点として活発な教育活動が行われています。

理数科
時代のニーズに合わせ、「自らが課題を持ち、自ら解明し、自らはっきりと表現する」プレゼンテーション能力の育成に努めています。そのために、附属中学校では学校設定科目「科学リテラシー」があり、高等学校１年生には学校設定科目「一人一研究」「一人一研究α」を開設して、全員が自由なテーマで研究・発表を行っています。なお、2学年では従来からの理数科「課題研究」に合わせて、平成２９年度から普通科での「課題探究」の取組が始まりました。「一人一研究＆一人一研究α（1学年）」が活かされる協働的なプログラムとなります。課題研究においては、大学や企業、卒業生などの協力を得ながら、研究の専門性を高める取組にも力を入れており、科学技術人材の育成に努めています。

令和4年3月卒業生の大学進学率は、
普通科と理数科： 82.0%(国公立 50.0%、私立 31.6%、短大0.4%)
信州大学（41名）や富山大学（12名）など、合計149名(卒業272名中)が進学を果たしております。(R4年5月現在)
また、京都大学や北海道大学、東北大学などの旧帝大と呼ばれる大学への進学が19名、信州大学をはじめとする医学部への進学が8名と、教育目標にもあった学力の充実の図れていることが覗えます。

普通科の過去の入試倍率は
1.06倍（R4年度）、1.11倍（R3年度）、1.08倍（R2年度）です。
合格の目安となる点数は370～390点/500点（※2022年10月実施なが模試データより）、
過去3年すべて募集人数以上の志願者がいる人気校です。
理数科の過去の入試倍率は
1.42倍（R4年度）、1.33倍（R3年度）、2.00倍（R2年度）です。
合格の目安となる点数は410～440点/500点（※同上。）