2013年5月22日
奈良県 東大寺学園中学校の攻略法
こんにちは。
奈良校のトライさんです。
今回は、「東大寺学園中学校の攻略法」についてです。
毎年、倍率約2.5倍の人気中学校です。
平成25年度も、2.49倍という倍率でした。
試験は、国語・算数・理科・社会の4教科または国語・算数・理科の3教科の選択です。
4教科の受験生は、各教科50分100点の400点満点の合計と、
国語・算数・理科の3教科の合計の4/3倍のうちの高いほうを総合得点とします。
3教科の受験生は、国語・算数・理科の3教科の合計得点を4/3倍して400点に換算します。
算数は、文章題分野と図形分野が全体の約8割を占めます。
文章題では特に「場合の数」は毎年のように出題され、ほかの分野はランダムに出題されます。
図形では、「容積」「対称図形」「図形の移動」が中心となります。
国語は、漢字から始まり、次に四字熟語や故事成語、そして物語文・説明文と続くパターンに
なっています。漢字、熟語と故事成語の量が多いので、確実に解けるようにしておきたいところです。
説明文や物語文は比較的長く、設問によっては50字~80字でまとめたり、
説明させたりする問題が多いため、日頃から記述に慣れておく必要があります。
社会は、歴史・地理・公民・時事問題が、同じくらいの量で出題されていて、問題量も多いです。
時事問題は、過去から現代の話題まで出題されるため、新聞やニュースは見ておく必要があります。
理科は、物理分野での出題率が高く、生物分野、化学分野と地学分野が同じくらいの
出題比率になっています。
物理分野では、図の細部まで見抜いて読む力、正解を導き出すための図を正確に描く力、
単純に公式にあてはめるだけでなく深く考えて式を立てる力などが要求される問題が多く、
かつ計算力も重要です。化学分野、生物分野と地学分野では、知識を覚えることは当然ですが、
それを深めていく必要があります。問題文が長いので、時間配分にも注意しておきたいところです。
東大寺学園中学校を目指されるお子様は、特に算数を苦手としているお子様が多いので
トライのプロの教育プランナーと一緒に過去問分析してみてはいかがでしょうか。
家庭教師のトライ奈良校では、お子様に合わせた学習態勢を整え、受験に臨みます。