2013年10月2日
奈良県 大学受験攻略法~社会編~
みなさん、こんにちは。
奈良のトライさんです。
秋も深まり、大学受験を控えている高校3年生のみなさんは、
そろそろ実際の過去問レベルの入試対策へシフトする時期となりました。
例年、合否を分ける最終的な時期に入ってきたともいえるかもしれません。
そこで、今回から複数回にわたり、大学受験突破のための攻略法を、
科目別にお話していきますので、大学受験を控えている皆さんは要チェックです!
今回のテーマである社会は、大きく3つの分野に分かれます。
「歴史」「地理」「公民」。
歴史については、その中でも世界史と日本史に分かれます。
それぞれの特徴としては、
世界史は浅く広く。日本史は深く狭く。です。
いずれにしても、暗記量が求められますので、一問一答式で力をつけましょう。
特に、用語集など出題されやすいものとマニアックなものとが一目瞭然な参考書を用いると
効率は高まるでしょう。
しかし、最近の入試傾向では、各出来事の詳細や時代背景を問う問題が多く出題されています。
ただ覚えるのではなく、いろいろな出来事との関係性や、
そこに携わる人物などを正確に把握することが必要なのです。
一方で地理では、気候など学習の軸を作ると効率的かもしれません。
○○地方の気候は○○だから、農作が盛ん。
○○地方の気候は○○だから、ワイン(葡萄)が名物。
○○地方の気候は○○だから、貿易が盛ん。
その町が栄えた理由に、気候が含まれることは必然です。
太平洋側に貿易港が多いのも、新潟がお米で有名なのも、すべて気候が影響しています。
気候は、今の町だけでなく歴史も作ってきた大きな要素なのです。
公民は、よりよい社会を目指してきた結果の今を学ぶ分野かもしれません。
国とは何?法律とは何?日本ってどんな国?
これらの目線で社会を読み解いていくので、歴史の流れを把握しながら学習すると、
非常に理解もしやすくなります。
つまり、社会として分けられている各分野は、すべてが繋がっているともいえるでしょう。
地理があるから歴史がある。
歴史があるから公民がある。
社会は、広い視野を持って学習すると、理解力も記憶力も高まりやすくなります。
この秋、社会で勝つ秋にしましょう!