教育プランナーブログ

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みなさん、こんにちは!奈良のトライさんです。

先週は奈良県の高校入試の傾向と対策【英語&数学】についてご紹介しました。

今回は残りの国語・理科・社会の傾向と対策をご紹介します。

●国語

問題構成は大問が4題で、

【1】随意文の読解問題

【2】古文の読解問題

【3】話し言葉の作文

【4】随意文の読解問題(作文含む)

です。

全体的に抜き出し式・記述式・選択式がバランスよく出題されています。

また、小問の中に書写が出題されるのも特徴です。

随意文の読解問題については、漢字の読み書き、言い換え表現、語句の意味、

文法など様々な問題が出題されます。漢字等は取りこぼさないようにしましょう。

古文は現代文と違い、問題は例年それほど難易度は高くありません。

教科書レベルの古文文法・単語の理解が問われているので、繰り返し学習しましょう。

作文は過去問題集を使って対策することが必要です。

作文を書きなれておくことが大事ですので、数をこなしましょう。

自分が何が言いたいのか、要点は何かを限られた字数で表現しないといけないので

繰り返し対策してください。

●理科

問題構成は大問が5題で、

【1】独立小問集合

【2】生物の問題

【3】地学の問題

【4】物理の問題

【5】化学の問題

です(【2】~【5】は順不同)。

全体的に実験や観察を中心とした、目的・方法・考察・理由を問う問題です。

レベルとしては高くはないですが、湿度や重力などの計算問題は慣れが必要です。

公式を洗い出してケアレスミスがないように復習しましょう。

全部の分野からまんべんなく出題されているので、単元を絞るのではなく、

全ての分野でミスなく回答できるようにしておく必要があります。

特に物理は基礎を押さえて知識を確実に押さえることで他人と差をつけやすいです。

●社会

問題構成は大問が3題で、

【1】歴史的問題

【2】地理的問題

【3】公民的問題

です。

歴史は弥生時代から昭和時代まで幅広く出題されています。

特に奈良時代・平安時代からは必ず出題されるため確実に点を取れるように

しておきましょう。

また、各時代の特色を問う問題もよく出ます。

各時代の特徴的な出来事は押さえおいた方が良さそうです。

記述問題が増加傾向にあるので、わからないことをあやふやにしておくと厳しいです。

地理は主にアジアの気候・海流・機関・産業や環境問題、

日本の地形や産業・農業・交通に関しての問題が出題されています。

地図をもとにした機構グラフや写真がよく使われています。

教科書や問題集を再度確認しましょう。

公民は国会や地方自治、日本経済に関しての問題が多いですが、

他にも現代社会の課題についての問題(環境問題や人口問題等)、

社会ときまりについての問題などが出題されています。

資料から読み解く問題がほとんどなので、単語の意味をきちんと理解して

資料が何を示しているのかを見抜く力が必要です。

高校受験となると出題範囲が学校の定期テストと比べ格段に広くなります。

対策は早ければ早いほどいいので、まずは今から苦手を克服できるように

しておきましょう。

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