2012年5月24日
【沖縄県】県立高校の入試について
沖縄県の高校入試ですが、今年度は3月7日・3月8日に行われます。
詳細の発表はまだですが、内容的には例年とほぼ変わらないと思います。
ただし、選抜基準が厳しくなっています。
具体的には…
①合格者数の絞り込みが行われています
一般試験では、定員に満たなくても点数が悪ければ不合格になります。
そして定員に満たない分は、2次募集を行います。
しかし、今年の受験では、2次募集で定員に満たない場合でも合格出来ない人が多数でました。
例えば、北谷高校。2次募集での定員が190人。志願者が196人でしたが、
合格したのは131人。不合格者は何と65人。2次募集で不合格になった方々が行けるのは、
通信制の高校か、専門学校か、来年度再受験するかしかありません。
石川高校でも、2次募集定員117人に対して、志願者が124人。合格者が80人でした。
多かれ少なかれ、他の学校でも似たような傾向があります。
来年度の受験はさらに厳しくなるでしょう。
②中学3年間の総合力が試される
今までは、「内申点が多少悪くても、本番の試験で挽回できる」という傾向がありましたが、
これも変わってきています。
特に、出席が悪い人、通知票に1がある人は、今年度はかなり厳しい結果になっています。
中学3年間トータルの成績や態度などが見られるようになっています。
入試前だけ慌てても合格は難しく、3年間の総合力が試される傾向が強まっています。
これから中間試験が行われる、または行われた地区も多いと思います。
今からの一つ一つの積み重ねが大事です。
受験制度の詳細を知りたい方、受験対策をしっかりと行いたい方は、
お気軽に家庭教師のトライまでご連絡ください。