2011年8月2日
山梨県 高校前期入試(自己推薦) 作文対策~その6~
こんにちは。家庭教師のトライ山梨本部です。
さあ、いよいよ8月に突入しました。受験生にとっては暑い夏はそのまま『熱い夏』にしなければなりません。
悔いの残らないように万全の勉強をして、今年の夏の思い出にしましょう!
高校入試の作文対策も今回で6回目。甲府市地域の第2弾です。
【甲府市地域】
・甲府南高校:
(普通科)戸田智弘著『働く理由~99の名言に学ぶシゴト論』の一部を読んで、
①文中の「才能は人と人とのコミュニケーションの中にある」ということについて、60字以内で説明する。
②この文章について、自分の体験や見聞に基づいて500字以内で意見を述べる。(60分)
(理数科)植島啓司著『生きるチカラ』の一部を読み、
①文中の「人は偶然に身を任せることによって初めて自由になれるのだ」ということについて、70字以内で説明する。
②この文章を踏まえて「生きる喜び」について、500字以内で書く。(50分)
・甲府西高校:
(普通科)柳田邦男著『はじまりの記憶』の一部を読んで、以下の設問に答えなさい。
①「おとなへの心を耕す」とはどのようなことを意味しているのか、25字以内で答えなさい。
②子どものころの「シーソー遊び」や「屋根登り」は後年筆者のどのような姿勢を作り出したか、70字以内で答えなさい。
③目の位置を変えることで、ものの見え方やとらえ方が変わった例を具体的に挙げ、それについてあなたが考えることを、
本文を踏まえて700字以内で述べなさい。(60分)
南高と西高、出題傾向が似ている学校を比較して掲載してみました。
単なる自分のこれまでの経験・体験に基づいて記述させるだけではなく、長文読解させる問題があることが特徴です。
日頃から国語の長文問題に触れておくことが肝要です。英語や数学に時間を費やすことは決して悪いことではありませんが、国語力は一朝一夕につくものではありませんから、1週間に2問のペースで問題を解いていきましょう!
問題は『新研究』や『整理と対策』などの学校教材でも力はつきますし、トライから出ている『逆転合格!』もお薦めです。
国語も早期より受験対策を立てていきましょう!