2017年3月25日
兵庫県 来年度受験生必見!2017年 兵庫県高校入試 傾向と対策<全体分析>
兵庫県のみなさま、こんにちは!家庭教師のトライ 神戸校です。
3月12日の学力検査、3月19日の合格発表にて、2017年度高校入試が終わりました。
合格はゴールではなくスタートです。ぜひ充実した高校生活を送ってください!
さて、今回は来年度受験生のみなさまに向けて、
今年度の高校入試の傾向と対策をお伝えします。
★全体分析★
難易度、出題形式など、昨年度から大きな変更はありませんでした。
ただ、全国的な傾向である、
①中1からの内申点が加味されるようになる
②英語4技能重視
③数学の空間図形重視
といった流れにあわせて、兵庫県の入試制度も変化する可能性が高いです。
例年、兵庫県の高校入試問題は、平均点が、英語50点前後、国語60点前後、
社会60点前後、数学50点前後、理科40点前後です。
志望校合格のためには、難問の多い理系科目ではなく、
文系科目できちんと高得点を取れるかどうかがポイントです。
数学と英語は、平均点だけ見ると同じように見えますが、得点分布が全く異なります。
数学は、昨年、受験者の半数が40~59点台、80点以上を獲得した受験者は、
実に0.6%でした。100人に1人もいません。今年もこの傾向は続くことでしょう。
英語は、5科目の中で得点の差が最も大きい科目です。
つまり、「できる子」と「できない子」の差が激しい科目です。
20点未満の受験者が約10%いるのに対して、80点以上取る受験者も約15%います。
2020年の教育改革の影響もあり、今後ますます英語の重要性は高まります。
早くから英語対策をはじめ、ぜひ得意科目にしましょう!
また、中堅校は、出願が集中する場合があるため注意が必要です。
2017年度、全日制高校の全体競争倍率は1.11倍でしたが、
例えば尼崎双星高校で1.44倍、須磨翔風高校で1.68倍と、高倍率を記録しました。
偏差値だけで判断せず、しっかりとした対策が必須です。
次回は、科目別の傾向と対策をお届けします!