2011年2月24日
長野県の中学1、2年生へ
いよいよ3学期も残すところ1ヶ月を切りました。
先日の期末テストをもって今学期の定期テストは全て終了になり、とりあえず一段落という方も多いかと思います。
しかし、テストのない今こそが、成績を伸ばす絶好のチャンスです!
普段の授業では、新しい単元へとどんどん進み、どうしても目の前の中間テストや期末テストの勉強に追われてしまいます。
しかし本来であれば、さかのぼって基礎から学習をやり直した方が良い場合が多々あります。
例えば、中学2年生の『1次関数』が全く解らなかった生徒さんは、中1の『比例』まで戻ってやり直す必要があります。
しかし、その時間が確保できなかったり、心理的にもテスト範囲のところばかりを勉強してしまいがちです。結果、前学年の基礎がないため、新しい単元を習得できないままになってしまいます。
新学年に上がるまでテストがないこの時期こそ、普段時間をかけてやれないことをやるチャンスなのです。
ちなみに1次関数を理解できないまま中3に上がってしまうと、次は『2次関数』でつまずいてしまいます。今のうちに関数単元(比例→1次関数)をしっかり復習し理解しておけば、中3で2次関数に入っても、習得できるでしょう。
ちなみに、長野県では、中3で行われるテストの範囲が、「中1から中3で習った単元まで」と広くなります。つまり中学2年生にとって、今の時期の復習は、中3時のテスト対策にもなるということです!
中学1年生は、次のテスト(中2の5月)まで約3ヵ月間の空きがあります。その時間をテストがないからと言って、なんとなく過ごしてしまうか、上に書いたように有意義に勉強をするかによって、はっきりと差が出てきます!
これから暖かくなり、部活動も活発になると思います。
しかし、次学年で苦労しないためにも、テストが終わった今の時期に、有意義な勉強にトライしてみてください!!