2011年11月3日
長野県中学受験 適性検査
長野県中学受験の【適性検査】についてお伝えします。
12月10日に長野県初の公立中高一貫校となる屋代高校附属中学の選抜入試があります。
他県では4年前くらいから公立中高一貫校は開校され始めていますが、通常の算数・国語のような学力試験は行わず、【適性検査】による試験が一般的です。
【適性検査】は大きく2種類分けられます。
①文章や資料の内容を読み取り、自分の考えを表現する問題
②自然科学や数理的な問題を、筋道立てて解決する問題
それぞれ文章読解力、論理力、表現力などが必要です。
それでは①②の具体的な対策をご説明します。
トライでは1対1の指導のため、ダイアログという対話式指導を取り入れています。
これは、一方的な解説指導ではなく、生徒に自分の口で説明をさせる方法です。
頭で理解していても、それを相手に伝えるということは困難です。
しかし適性検査ではその力が求められるので、普段からアウトプットする訓練をおこなってください。
②の種類の問題では、問題をきちんと分析できるかが問われます。
「何故そうなるのか」を突き詰めた学習をおこなうことによって分析力を養い、
答えを出すだけでなく、きちんとプロセスを論理立てて導けるようになります。
文章力や論理力は現代の子供達が苦手としている分野です。
練習するのも大変だと思いますが、今だけでなく将来的にも役立つ能力でもあります。
受験を機にぜひ頑張ってください。