2012年7月11日
長野県 公立高校入試 国語シリーズ(第1回) ~説明文~
家庭教師のトライ 長野校です。
定期テストも終わり、いよいよ夏本番です。エアコンの中でばかり生活せず、
運動して汗をかき、お風呂でリフレッシュし、机に向かって勉強に励んでください。
さて引き続き「中学生に送る、公立高校入試対策」をお送りいたします。
今回は国語の「説明文」、文章読解に関してです。
「国語(文章読解)はなんとなく学習している。なにをやれば良いのか分からない・・・」
というご相談をよくお受けします。
でも実は、文章読解ほど出題者の意図が明確で、決まった答えがあり、
解き方がある教科は他には無いと思います。
文章読解では、例えばある小説の一部分が抜き取られ出題されます。
(時には中略があったりしますが)
出題者は作品全体の長い文章から、その一部分を抜き出しています。
中略を入れてでも、その部分を抜き出した意味がそこにはあるのです。
この出題者の意図を考慮することが、文章読解の近道です。
文章読解=読書という対策ももちろん有効です。
しかし、読書で培われる読解力は基礎学力であり、受験に勝つためには
「文章の読み方・解き方・捉え方」
を普段の学習から訓練していくことが必要です。
一朝一夕で身に付く力ではありませんが、一度身に付けば一生役に立ちます。
この夏休みに、読書と一緒に「読解力」の対策を始めてみてはいかがでしょうか?
以下は公立高校入試における文章読解問題の出題傾向です。
前述の学習力と合わせれば志望校合格がグッと近づくことでしょう。
【解答数10問】
・選択形式 6問
品詞の活用、接続語などに注意して段落ごとの内容理解をすすめましょう。
・抜き出し 2問
指示語を中心に内容理解を問われます。表現の言い換え部分に注目。
・記述形式 1問
使用する「語句」の指示があるケースがあります。
「適切な文章を書く」という学習を普段から練習する必要があります。
・漢字記述 1問