2012年7月17日
長野県 夏休みの過ごし方 ~中学3年生~
家庭教師のトライ 長野校です。
先日ある記事で、高校受験に関してのアンケート結果が掲載されていました。
・現在通っている高校が候補(志望)に上がった時期は? ・・・ 中3の後半(18.1%)
・高校受験に向けて勉強を始めた時期は? ・・・ 中3の夏休み(25.0%)
・1週間の勉強時間はどのくらい? ・・・ 約21時間(40.2%)
まとめると、
「受験に向けて夏休み頃から、1日3時間程度の勉強を開始した。
志望校を最終的に決めたのは年末くらい。」
という生徒が多いということになります。(※あくまで結果をまとめた結論です。)
しかし、長野県の様子は少し違うのではないでしょうか?
今の時期に志望校のランクを落としたり、あきらめたりしている方はいませんか?
まだまだこれからが受験本番です!
こういった方がいる原因は、「復習・総合テスト」の存在にあります。
中3になり、いきなり始まる範囲の広いテストに戸惑いが生まれます。
部活がメインの時期で、まだ中1・2の復習を始めていない状態では、点数が下がるのは
当然のことです。それだけの評価を受け止めて、「駄目だ、○○高校には合格できない・・・」
と考えてしまうのは非常に残念なことです。
受験勉強を通して「人間力 学習力」を学ぶ絶好の機会を逃してしまいます。
「受験に向けて夏休み頃から、1日3時間程度の勉強を開始した。
志望校を最終的に決めたのは年末くらい。」
という方が平均なんです。部活も終わり、これからが高校受験対策の本番です。
4週間程度の短い夏休みですが、この時期に適切な勉強を開始して総合テストに備えましょう。
さて、具体的に一番効果的で取り組みやすい「夏休みの学習」は、
3年から始まった「復習テスト」のやり直しです。
出来が悪いと落ち込みがちな「復習テスト」ですが、これほど有効な復習プリントはありません。
また「できなかった問題ができるようになった」というのは、何よりの自信に繋がり、
学習効果も上がります。こだわって欲しいのは、「見直し」ではなく「やり直し」です。
「できる」ようになるまで反復することです。
そして保護者の方にお願いです。
「できなかった問題」を把握し「できるようになった事」を最大限褒めて・認めてあげてください。
長い受験期間を乗り越えるための最高の栄養剤は親御さんの言葉です。