2012年8月11日
長野県 公立高校入試 理科シリーズ(第2回) ~物理~
はい、こんにちは。
家庭教師のトライ長野校です。
オリンピックに甲子園と熱い戦いが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
残念ながら初戦敗退しましたが佐久長聖高校も長野県の代表として良い戦いをしてくれましたね。
どちらも「日々の鍛錬」に勝る努力はありません。そういった面では「運動=学習」が成り立ちます。
夏休みもあと2週間です、がんばりましょう。
さてテーマは引き続き「公立高校入試対策」になります。
今回は理科の第2回、物理分野についてです。
学習指導要領の改訂で理数系に対しての強化方針がなされ、中学2・3年生の理科の学習内容は
特に広く、大きくなりました。「ゆとり」で学習してきた今の子ども達には例年以上の対策が必要です。
今年の本命はズバリ「電流と磁界」「電流回路」ではないでしょうか。対抗は「運動エネルギー」です。
どちらの分野も理数系が苦手な子には大変な分野ですね。さてPOINTは2点です。
①ひっかけ問題は数パターン
②問題文の読み方を対策
です。
「ひっかけ問題」は数パターンしかありません。英語でいえば「不規則変化」、国語でいえば「おさめる」などです。
必ず出題されるのに「ひっかかる子」がいます。なぜでしょう?それは普段の学習で「反省」しかしてないからです。
テスト後に「また間違えた・・・」と反省し神妙になり、自信を失います。復習する事は大切です、でも少しもったいないです。
普段の学習に「基本パターン」と「例外(ひっかけ)パターン」の問題を
比べながら解く学習を取り入れましょう。
「ひっかけシリーズ」というタイトルのノートを1冊作り、各教科で良く出題される「ひっかけ問題」を集めたノートです。
重要なのが「基本問題」と「ひっかけ問題」を同じページに書き込むことです。
基本問題とどこがちがうのかを比べながら学習すると効果が上がります。
問題文をどこで「区切りながら読むか」の訓練も必要です。
数学でも文章問題の苦手な子は問題文を見ただけで「わからない」と思考を止めてしまいます。
特に物理学の分野は実験結果を元にした場合が多く、図なども用いられます。
しかし実は、問題文が長いほど答えは出しやすくなります。ヒントがたくさん書かれているからですね。
普段の学習のやり方を変えれば成績は変わります。苦手な分野は苦手な理由があります。
「わからないところがわからない」より、対策も立てやすく、克服した時の自信につながります。
夏休みを利用して生まれ変わってみましょう。
まだ間に合います!