教育プランナーブログ

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みなさん、こんにちは。家庭教師のトライ 長野校です。

 

前回に引き続き医学部受験に必須な小論文の書き方についてお伝えします。

 

 

[Ⅱ]「小論文」(医学・歯学・薬学系)の書き方の手順 

(1)「主題」(テーマ)を決める(重要!)

与えられた課題の中のどういう問題にしぼって書くか(=観点)を考え

それに基づいて自分なりの「主題」を決める。

 

(2)主題に合った「素材」を決める(重要!)

自分が最も伝えたいことを表現するために、どういう「素材」

(自分の体験や知識・情報)を使うかを決める。

 

(3)「最も伝えたいこと」を、一つの文にまとめる

自分が「最も伝えたいこと」を一つの文にズバリまとめてみると、

自分の本当に書きたいことが、はっきりしてくる。

 

(4)文章全体の「構成」(組み立て)を考え、「構想メモ」にまとめる(重要!)

内容をどういう「順番」で書いていくかを決めて、メモにまとめる。

その際、「カード」(1枚に1項目を記入)を使うと、順番を考えやすい。

 

(5)「構想メモ」に沿って、文章を書いていく

主題(テーマ)についての「キーワード」を軸に、文章を展開する。

「キーワード」以外の表現は、「自分の言葉」で述べる。簡潔(シンプル)な文章表現を心がける。

「一文・一内容」(一つの文には、一つの内容)

全体を通して、「客観的」「論理的」な文章展開を心がける。

 

(6)「推敲」(見直し)をする

テストと同じで、「見直し」をすることが必要。

自分で「音読」してみると、どこを直せばよいのかが分かる。

 

(7)「清書」する

清書は、硬筆書写のつもりで心をこめて書こう。

 

 

ちなみに、構成の仕方は以下の通りです。

 

 

序論・・・主題説明

問われている主題についての「定義」や「全体像」を説明する。

主題についての定義付けや現状分析、課題文の要約、資料の分析など

 

本論・・・問題提起

「問題点」を指摘する。

具体的な事実を「根拠」にして述べること。問題の「理由」を明らかにすること。

 「事実」と「意見」を区別すること。

 

結論・・・解決策

「解決策」を提示する。

→個性的、独創的な意見より「良識」ある意見が望ましい

 解決策の拠り所となっている「理由」や「根拠」を述べること。

 また理由や根拠に必要な「具体的事実」や「体験」を入れること。

今後の「展望」を述べる

→当然、前向きな内容であること。 

 

 

以上で2部構成になりましたが「小論文の書き方」のポイントでした。

 

ラスト次回は「面接対策」です。ご期待ください。 

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