教育プランナーブログ

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みなさん、こんにちは

家庭教師のトライ 長野校です。

 

前回に引き続き「医学部入試」に関する事をお伝えしていきます。

今回は「小論文の書き方①」です。

 

 

[Ⅰ]「小論文」(医学・歯学・薬学系)の基本

(1)「小論文」とは何か?

与えられた課題に対して、「理由」「根拠」を基に「自分の意見」を述べる文章。

 

 

(2)出題形式の種類

① テーマ・一行型

与えられた設問文を読んで、問われていることについて述べるもの。

② 課題文型(最頻出

与えられた日本語の文章を読んで、設問で問われていることについて述べるもの。

③ 資料型

与えられた資料(文章・図表・グラフなど)を読み取り、設問で問われていることについて述べるもの。

④ 英文型

与えられた英語の文章を読んで、設問で問われていることについて述べるもの。

 

 

(3)「小論文」の質は何で決まるか?

① その主題(テーマ)についての「理解の深さ」

 (その問題の「本質」をどのくらい理解しているか?)

「主題」についての「理解の深さ」は、その主題についての知識・情報の量に大きく左右される

その主題についてよく知らないまま小論文を書くと、自分の経験と思いつきだけで

書くことになってしまい、表面的な浅い内容のものしか出来ないことを知るべきである。

現代の「医療問題」について、参考書や新聞などで頭の中に知識・情報を蓄えていく必要がある

 

② その主題(テーマ)についての「意識の高さ」

 (医療分野で必要とされる「意識」が形成されているか?)

医療問題についての「深い理解」を基に、医療や患者に対する「高い意識」が

形成されていることを示すことが不可欠である。

「高い意識」とは、

・  患者の「生命」

・  人間の「尊厳」

に対する「かけがえの無い」という認識である。

 

 

(4)「小論文」は、どのような「観点」で評価されるのか?

① 医療に対する「熱意・情熱」               <使命感>

② 患者の立場に立った「倫理観」             <人間愛>

③ 医療の専門職としての「科学的な適性」         <科学的な思考力>

④ 文章の妥当性・論理性                                       <論理的な思考力>

 

 

以上で①は終わりです。

続きは次回、「長野県!医学部受験 ~小論文の書き方②~」でお知らせします。

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