2013年2月2日
長野県 高校入試 頻出単元攻略!その②
皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ 長野校です。
前回に引き続き長野県公立入試問題に関してのお知らせになります。
新学習指導要領と照らし合わせながら、数学の出題傾向の高い分野を解説します。
まず1年生の分野に関して、ポイントは2点あります。
≪数と式≫
学習指導要領の変更点は、
「数量の関係や法則などを文字を用いた式にあらわすことができることを理解し、式を用いて表したり読み取ったりすること」
という文言が加わっています。
この内容の問題として代表的なものは「nを整数とするとき、奇数はどのように表せますか?」というような問題です。
応用問題として出題されやすく、ひらめきが必要な問題となります。
≪資料の活用≫
新指導要領に新しく加わった範囲となります。
この内容の問題として代表的なものは「次のように並んだ数のn番目の数をnを使って表しなさい。 3、5、7、9、・・・ 」
実はこれは、前述した≪数と式≫と繋がるものがあります。
やはり思考力とひらめきが必要な規則性の問題であり、応用問題として出題されやすいです。
2年生では1点あります。
≪関数≫
新指導要領に、「一次関数を用い具体的な事象をとらえ説明すること」という一文が加わりました。
この範囲の学習内容は、文章問題とグラフの作成とあり、難解な問題が出題されます。
中学生の段階では3年次に学習する二次関数よりも深く学習するので、重要なポイントになります。
代表的な問題は、「二つの蛇口を使用し、時間と水の量」を表すもの、「2人が歩く道のりと速さ」を表すものです。
どちらも様々なパターンの問題がありますので、演習を繰り返し「解法パターン」をすぐに見つけられるようにしましょう。
最後は3年生の範囲になります、1点あります。
≪数と式≫
「解の公式」という公式が復活しました。
学習範囲の表現としては、「解の公式を知り、それを用いて二次方程式を解くこと」とあります。
トライの予想としては、大問1の(2)で、因数分解では答えの出ない式=解の公式を使って解く問題が出題されるでしょうか。
公式が思い出せず解けないと、その後の問題にも影響します。
以上4点が頻出単元としては重要になると思います。
大切なことはまず「解法パターン」を暗記すること。
よほどの数学的思考の持ち主でないと、その場で「ひらめく」なんてことはありません。まずは「暗記」すること。
暗記をする際に、解法手順を口に出し、自分に言い聞かせるように書いていきます。
トライの家庭教師では「ダイアログ」と呼ばれる「対話形式」の学習方法を使って勉強します。
先生から解答を教えてもらって、それで“分かったつもり”になっていては、絶対にミスします。
ケアレスミスは普段の学習方法で改善できます。
頻出単元を押さえて学習方法を学べば、まだまだ成績は上がります。がんばりましょう!