教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



みなさん、こんにちは。

家庭教師のトライ 長野校です。

 

中間テストまっただ中です。妥協せず、準備(勉強)して臨みましょう。

 

さて、今回は、公立高校入試における「内申点」が関わる合否について少しお知らせします。

 

これは、「自分の特性/性格に合った学習戦略をたて、学習しましょう」ということです。

どういうことでしょうか。説明してまいります。

 

 

合否判定には様々な要素が絡みあっています。

内申点、当日点、部活動、資格、課外活動、志願倍率・・・など

以前にお知らせしたように、資格(英検準2級など)を具体的に点数化する学校もあれば

「考慮」に留めている学校もあります。

 

不明瞭な部分が多数を占めていますので、以下の記載が全て確実性のある事実ではありません。

ご参考程度にしていただければと思います。

 

 

さて、とある進学校を受験した以下の4人。受験校に合格した子はどの子でしょうか。

(以下の例は、実際にあったケースではなく、高校入試の傾向を踏まえたケーススタディです)

 

①学力検査350点 内申点27

②学力検査280点 内申点31

③学力検査260点 内申点33

④学力検査300点 内申30

 

正解は・・・

 

 

①②④は合格しました。③だけ残念ながら不合格となりました。

 

何故でしょうか。

 

①は、内申点はALL3程度。学力検査では平均70点でした。

②は、①に比べ学力検査で70点下回りましたが、内申点で4上回りました。

③は、①に比べ学力検査で90点下回りましたが、内申点で6上回りました。

④は、①に比べ学力検査で50点下回りましたが、内申点で3上回りました。

 

 

内申点の評価は「1」あたり、17点程度で換算されています。

どれだけ内申点が重要な役割を果たすか、お分かり頂けると思います。

 

この内申点は、「3年生の総合テスト」の結果が中心に評価されます

普段の学習を上手に行っている子の評価が高くなります。コツコツ努力しましょう。

 

 

しかし、③は、内申が①に比べ「6」高くなっています。6×17点=102点の換算になり、

合格した①よりも高い評価を得て、合格になるはずですが・・・

 

これは、「受験校はどのような生徒の入学を望んでいるか?」という部分に関わってきます。

 

この受験校は比較的進学率の高い高校で、

内申点という評価基準よりも、学力検査の評価を重要視し、

学力レベルが高いと予測される生徒がわが校には相応しい、と判断した訳です。

 

 

これは、あくまで一つの例であり、学校によって評価基準は異なりますが、

「自分の特性/性格に合った学習戦略をたて、学習しましょう」ということです。

 

授業での発表が得意な子、副教科の制作が得意な子は、

コツコツ学習して内申点(学習力)でカバーできます。

 

高い計算力、瞬発的なひらめき、衰えない集中力を持つ子は、

学力(偏差値)でカバーできます。

 

自分にあった最適な学習方法を見つけ、自分の得意分野を見つけ、

それを武器とすることで、受験成功はぐっと近づきます!

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