2013年10月24日
長野県 特色ある学校教育 その④[軽井沢中学校]
長野県内の小中学校における独自の教育の取り組みについてご紹介します。
[学校経営/小人数授業]
・軽井沢町立 軽井沢中学校
1)基礎・基本の定着と自ら学び考える学習を通して表現力を身につける。
数学科・英語科において、小人数学習を実施。
同級生と関わりながら、道筋を立てて説明する力や、聞き手に正しく伝わるような話す力を視点に
子どもにあったコースを編成。
2)数学では、全学級を習熟の程度に応じ、基礎コース(10名以内)と一般コースを設定。
全ての生徒の学力向上を図る。
英語では全学級を2つの等質な小人数コースに編成し、個に応じた手厚い指導に心がけている。
小学校教育における「小人数クラス編成」は良く聞きますが、
中学で実施されているのは珍しいかもしれません。
理解度や目標の違う子どもたちを30人まとめて学習させる、という形態が困難であることは明らかです。
表現力、話す力、説明する力という言語・非言語コミュニケーション能力を是非伸ばして欲しいと思います。