教育プランナーブログ

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みなさんこんにちは。

家庭教師のトライ長野校です。

 

今回は、いよいよ「長野県高校入試編」の最終回『社会』です。

 

まず、出題傾向とパターンですが、例年「地理歴史」「公民」各分野において、

大問1ずつ、計3題からの構成となっています。

 

 

それでは、早速まずは「地理的分野」の傾向から。

 

1)日本地理について、これは、毎年必須出題です。

身近な地域や都道府県についての調べ学習をテーマとした出題が続いているようです。

日本各地の産業や、社会の特色が良く問われています。

 

2)世界地理に関しては、やはり世界の様子や各国の特徴が問われる共に、

日本とのつながりや比較といった観点からの出題もあるので注意が必要です。

 

3)最後に、地理に関しては、普段から「地図」また「雨温図」といった統計を使って、

学習をする習慣をつけることが大切といえます。

そしてまた、ごく基本的なこととして、世界地図や日本地図などで、

国の位置などをよく確かめておきましょう。

 

 

次に「歴史的分野」です。

 

1)ひとつのテーマが取り上げられる中で、

「日本の歴史の流れや時代の特色」についての総合的な理解度を確かめる内容と言えます。
 年表などの資料を使った「歴史総合」としての傾向は例年のものとなっています。

 

2)各時代の特色について様々な面から問われる。

「政治」「外交」「文化」でのポイントを押さえる事。

 

3)地理同様に「日本の政治や外交」については毎年必須といえます。

単純に「用語」や「人名」の暗記に終わらず、

「その時代背景」や「政治の内容」といった部分にまで、理解をしながら覚えることが大事です。

 

4)以上に加えていうならば、日本の社会、経済、文化史では、

各時代の社会の変化であったりとか、

例えば農民の様子だったり生産のしくみが問われたりすることと、

各時代を代表する文化の理解が大事だと思って下さい。

 

 

最後は「公民的分野」の傾向です。

  

1)基本的には、「国会・内閣・裁判所や選挙など政治の基本的な仕組み」や、

社会問題に対する関心と理解度をみられます。

 

2)その中で「憲法関連」は非常に出やすいので、ポイントを押さえておきましょう。

 

3)国際関係としては、時事的な問題として南北問題だったりとか、

国際連合、戦後の国際経済というような、基本事項が問われると思って下さい。

なかなか、難しい内容に感じると思うのですが、

普段から新分野テレにのニュースに目を通して、関心と理解を深めておくことが大事です。

 

 

以上、社会は、地理・歴史・公民と各分野に分かれて範囲も広いため、

「どう勉強していいかわからない」と悩む生徒も多いようです。

 

参考書や問題集(教科書)などで、強調されているような部分はポイントですので、

学習する際に、自分なりにアンダーラインを引いたり、実際にノートに書いて覚えるなど、

ポイントを押さえてコツコツとやることが大事です。

 

中には、記述式の問いもあるでしょうが、大半は「事実事項」の、

暗記つまり、インプット、アウトプットの学問と言えます。

 

つまり、人間の記憶は「1回で覚える」ほど、コンピューター並にできているわけでは決してなく、

「エビングハウスの忘却曲線」のごとく必ず忘却するようにできていますので、

「繰り返し」努力することが必要なのです。

 

学問に王道なし!

 

公立高校の最終回をこれで終わりと致します。

今後の1日1日を、大切にしていきましょう!

 

トライ長野校

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