2014年10月4日
長野県 高校入試の対策(理科)
みなさんこんにちは。
家庭教師のトライ長野校です。
ここ数回にわたって、「長野県の公立高校入試対策編」を、各科目お届してきました。
今回は「理科」です。
◎出題構成
例年、全部で大問1~大問5までの構成となっています。
大問1では、各領域から出題される小問集合です。
例えば、光の性質や、動物の体のつくりに関しての基本的な問題など。
物理・化学・生物各分野の「基礎的な知識」が問われます。
大問2は、生物領域です。
人体をはじめ、植物のつくりや、遺伝子に関する問題なども過去に出題されています。
例年、実験や観察を踏まえた基礎的な問題が出され、
実験方法や生物のはたらきの意味なども問われます。
大問3は、化学領域です。
この領域で予想される出題は、気体の発生と性質について、酸化銀の分解に関する問題など。
また、水溶液やイオン、酸とアルカリについてなども出題の可能性があります。
大問4は、物理領域です。
光の性質に関する問題や、運動と力、エネルギーと仕事といった問題の出題が予想されます。
この分野は、得意不得意の個人差が大きいように思います。
計算問題も含まれますので、単純な暗記学習だけでなく、しっかりとした理解が必要です。
例年、グラフや作図なども用いた形で、実験結果の表の読み取りや計算を中心に、
総合的な実力が試されます。
最後、大問5は地学領域です。
「火山と地震」「大地の変化」「地層」「太陽系の天体」などの問題があります。
日本は世界でも、地震と火山の多い国とされていますし、日頃からこうしたことに関心を持ちながら、
学習に結びつけることはとても大事なのではないでしょうか。
◎対策
「理科は苦手」という生徒もいると思いますし、一見「暗記科目」のようにも思われがちな理科ですが、
実は、各種計算問題や、グラフの読み取りもあり、しっかりとした理解力が試される科目です。
そして、「1分野」「2分野」のなかでも、様々な単元にわかれています。
ですので、「何をどう整理して覚えたらよいかわからない」という生徒が多いです。
「全ての範囲が必ず出る」わけではなく、「全ての範囲」の中からどこかから出題されますので
ピンポイントでの予想は難しいです。
裏を返せば、「全範囲の基礎は押さえておく」ことが必須と言えるわけです。
理科は、あなどらず、ポイントを押さえた学習をしっかりすることが大事です。
お困りの方は、いつでも家庭教師のトライ長野校にお電話下さい。
お待ちしております。