2015年6月14日
長野県 高校入試情報【数学】
今回は、長野県高校入試の数学についてお話したいと思います。
まずは長野県高校入試の数学の出題傾向と配点をご覧ください。
昨年度(2015年度)の入試の範囲、配点を見ていきましょう。
≪長野県高校入試配点 数学≫
【1】 計算・関数・作図・確率. . . 33点
【2】 図形・度数分布・二次方程式. . . 27点
【3】 関数(応用). . . 18点
【4】 図形(応用・証明). . . 22点
【1】の配点が33点と一番高いです。高得点を取りたい場合は、ここでの取りこぼしは絶対にNGですが、
特に数学が苦手な人は、【1】でどれだけ得点できるかが重要なポイントになります。
というのも【2】【3】【4】の問題は応用レベルになるため、得点するハードルが上がります。
押さえておくべきポイントは多くありますが、今回は、
皆さんが数学を勉強する際に覚えていてほしいことについていくつかお話します。
《ポイント①》 基本を大事に
まず基本をしっかり理解し、自分で解けることが最重要です。
公式をしっかり覚えているか、教科書レベルの問題を自分で解くことができるかなどです。
難しく見える入試問題や応用問題も第一歩は基本的な知識を利用することです。
トライでも模試をおこなっていますが、実践的なテストを行い、
どこはOKで、どこが足りないかを確認していくようにしましょう。
《ポイント②》 見てではなく、解いて覚える
数学において『理解する』ことはゴールではありません。『解ける』ことがゴールです。
とにかく解いて覚えるように練習をしましょう。また 長時間書き続けることは思っているより
負担が大きいです。入試本番で書き疲れてミスをしたり、集中力を切らしたりしないためにも
普段から実際に問題をノートに書いて解く習慣をつけましょう。
《ポイント③》 問題を様々な角度から考えよう
最後に応用問題についてです。先にも言ったように、志望校や目標点が高い人ほど
差が付く応用問題を解いて更なる高得点を狙う必要があります。
それでは応用問題とは一体どんなものなのか?
それは、一つの問題に多くの単元の知識が必要であるということが言えます。
例えば、図形の問題に割合を使って解くことが必要な問題などがあります。
こうしたときに、どの単元の知識が必要かに気がつけるように、普段から応用問題を解く際に
気をつけてください。毎回そのことに注意していれば、自然とどの単元が必要なのかというパターンに
気づくようになります。
以上、数学の勉強の際のポイントをいくつかお話しました。
差がつきやすい数学を成功させ、志望校合格へ一歩近づけましょう!