2018年5月24日
長野県 AO入試とは
こんにちは、家庭教師のトライです。
今回はAO入試と小論文についての話をしたいと思います。
「そもそもAO入試ってどんな入試?」
まずは、ここから話を始めましょう。
AO入試というのは基本的に「大学が求める人材であるか」を判断するテストです。
そのため、公募推薦・指定校推薦などとは違い、学校の評定は殆ど関係なく、長丁場のテストになることが多いです。
「AO入試に必要な事項」
大学により違いますが、概ね以下の通りです。
① 高校卒業見込み・高卒・高卒認定の者
② オープンキャンパス・大学説明会に参加している
「AO入試出願期間」
8/1以降の場合が多いです。
ただし、上記にもある通りオープンキャンパス・大学説明会に参加していることを前提とする大学もあるので、
その場合は6月くらいから動き始めます。
「AO入試はどんなことをするのか」
これも大学によって違いますが、面接と小論文で判断することが多いです。
ここまでをまとめると次のような認識になります。
6月から始まる面接と小論文で構成された「大学が求める生徒を選ぶ」長期間のテスト
このような認識で問題ありません。次は小論文の話に移りたいと思います。
「小論文の書き方」
小論文とは、自分の意見を論理的に説明し相手を納得させることを目的とした文章です。
そのため、序論→本論→結論の形をとる必要があります。また書くときに「です。ます。」は禁止されています。
文の終わりは「だ。である。」になるように意識しましょう。
次はそれぞれの項目でどのように書いていくのかを紹介していきます。
・序論
要約+要約プラスα+自分の結論を書くようにしましょう。
抽象例→(世論・多くの書籍・要約など)は○○と言っているが、そのように考えると
(△△のようなメリットも出てくる・××のような問題点も出てくる)ので、自分はこの意見に(賛成・反対)である。
・本論
自分の意見・主張の正当性を証明する。
このとき、具体的な数字などを、身元のしっかりした情報元から書くことを意識する。
抽象例:□□が調査した2017年と2016年の○○に関する資料を比較すると、
2016年度の○○は1786375人だったのに対して、2017年度は1854689人であった。
・結論
ここでは序論で書いた結論と矛盾しないように注意しましょう。
このように小論文は書き方が決まっているので、小論文を書くことのできる人が
近くにいない場合、書いている内容や書き方が正解であるか判断するのが非常に難しいうえに、
間違っていた場合、どこが・何故間違っているのかが分からないままになってしまいます。
そのため答えを写すことに意識が向いてしまい、初めて見る問題は解けなくなってしまう可能性があります。
当然のことながら、小論文は「考え方」を教えるので、数学のように公式が存在していてそれに当てはめれば終わり
という問題ではありません。そのため伸ばしていくにはそれなりに時間がかかります。
AO入試の願書が8月であることを考えると、
6月の頭から小論文の対策をするのは早すぎるとは言えません。
単純に受験回数を1回増やせるというメリットもあるので、
志望大学に向けてしっかりと対策を取りましょう!
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