2014年5月19日
長野県 定期テストについて
今回は定期テストをテーマにお話をさせて頂きます。
テスト、というと嫌なものというイメージが付きまといますが、
テストはその時点でのあなたの実力を測るものです。
受けた結果、点数が0~100点まで人それぞれ様々の結果が出るわけですが、
それは「今の自分の実力」として真摯に受け止めましょう。
その結果が、「自分はここをもっと補強しなければいけないんだな。」と、わからせてくれるのです。
お医者さんでいえば診察結果みたいなものです。どこが悪いのかわからないままでは不安ですが、
それを教えてくれる大事なものだという認識を持ってください。
さて次に、結果が出た後どうするかが大切です。
100点満点であれば別ですが、そうでなかった場合に、
何故間違ったのか、何が正しかったのかを、確認して理解する事。
つまりテストの見直しがとても大事なのです。
「終わったー疲れたー」と、60点の英語のテストを机にしまいこんでしまったら、
その人は60点のままです。もし次に、全く同じ問題のテストを受けたらどうなるでしょう?
おそらく60点のままでしょう。
得点できなかった40点が、何だったのか、どこが間違えたのか、解答解説をしっかりと確認して、
それでもわからない場合は、他の資料を調べたり、人に聞いたりして、
なるほどそうだったのかと納得してこそ、今度同じ問題が出ても大丈夫な自分になれます。
今回60点だったことを悔しがる自分が、明日の80点、100点を生みだすのです。
つまり、テストの見直し、これこそがテストの意味なのです。
普段から学習をしっかりと組み立てて定期テストで高得点をとることももちろん大事です。
しかし本質はそこだけではなく、テストの結果を真摯に受け止め、その後にどう行動するかが
一層大事なのです。