2011年7月7日
奈良県 公立高校入試と新指導要領について
こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。
先日、奈良県教育委員会より、今年度の受験範囲は新指導要領の範囲になることが発表されました。
今年度は数学と理科において適用されます。完全移行は来年からですが、数学・理科に関しては先取りして徐々に指導内容が増えてきております。他県の高校受験を見ても、新指導要領で増えた単元が出題されるケースが多く見られます。
数学に関しては、奈良県では昨年「解の公式」が入試で出題されています。全国でみても、47都道府県のうち35都道府県で出題されています。他にも「いろいろな事象と関数」「標本調査」「円周角の定理の逆」「相似比と面積比・体積比」が出題されております。
理科に関しては、奈良県では、2010年度に「月の運動と見え方」、2011年度に「仕事とエネルギー」「水溶液とイオン」が出題されています。他県では、「遺伝の規則性と遺伝子」も出題されています。
指導要領の改訂とともに出題範囲も変わってきています。次回はさらに詳細について紹介したいと思います。